大庄、ジンギスカン「悟大大手町店」等で羊肉の火鍋

【銀座新聞ニュース=2017年6月1日】「日本海庄や」や「やるき茶屋」などを運営する大庄(大田区大森北1-1-10、大森シティビル、03-3763-2181)は6月1日から「羊肉酒場 悟大大手町店」(千代田区大手町2-5-10、03-6262-7966)や「北海道ジンギスカンビアホール 悟大withサッポロ八重洲口店」(中央区八重洲1-8-3、黒龍八重洲ビル、03-6262-7560)などジンギスカン専門店「羊肉酒場 悟大」で「やみつき火鍋」を提供する。

6月1日から「羊肉酒場 悟大大手町店」や「北海道ジンギスカンビアホール 悟大ウイズ(with)サッポロ八重洲口店」などで提供される「やみつき火鍋」。スライスしたラム肉を「激旨辛スープ」と「薬膳スープ」の2種類のスープで味わえる。

「羊肉酒場 悟大」は「ジンギスカンをガンガン食べて、樽生ビールをガブガブ飲む!」がコンセプトの店で、目の前で焼く「網焼きジンギスカン」に使う羊肉は、「千歳ラム工房」を運営する「有限会社肉の山本」(北海道千歳市流通3-2-9、0123-23-7617)から空輸で直接仕入れている。

その肉をジンギスカン鍋で焼くのではなく、「網焼き」で提供し、「網の上で焼き上げることで、肉汁が閉じ込められるのでジューシーになるのはもちろん、余分な脂とともに肉に含まれる余分な水分も落とすことができ」るとしている。さらに、肉を焼いた後にタレを付けて食べる「後付け」と、あらかじめタレに漬け込んだ肉を焼く「味付け」の異なる2つの味わいがある。

今回の「やみつき火鍋」では、「1頭から600グラムほどしか取れない」希少部位の「特上肩ロース」のみを使用している。この特上肩ロースをスライスして、「しゃぶしゃぶ」を食べるように、アツアツのスープにくぐらせて食するというもので、スープは滋養強壮にも適した「激旨辛スープ」とまろやかな「薬膳スープ」がの2種類がある。

「激旨辛スープ」は真っ赤な麻辣(まーらー)スープで、唐辛子や花椒(かしょう)、こしょうなどのスパイスと四川豆板醤(しせんとうばんじゃん)を使用した刺激的なスープという。一方、薬膳の「白湯(ぱいたん)スープ」は、鶏ガラ出汁をベースにしょうがやにんにく、松の実やクコの実、八角、ナツメグなどの薬膳食材を仕上げに使用している。

6種の野菜盛と豆腐がセットになっており、1人前1500円(税別)で、1人前から注文できる。

大庄は1968年4月2日に1940年新潟県佐渡市生まれ、日立製作所を経て、滅菌割り箸製造販売会社を経営し、洋食店店長などを経た平辰(たいら・たつ)さんが大田区池上に6坪(19.8平方メートル)の焼き鳥店「とき」を創業したのがはじまりで、2014年8月に本社を大森シティビルに移転(旧本社ビルはヒューリックに売却)し、9月に平辰さんが取締役相談役に退いた。

代わって、1966年生まれ、1990年8月にアメリカ・サンタモニカカレッジを卒業、1991年にサントリーに入社、1994年11月に大庄に入社、新業態店舗推進部長を経て、2000年11月に取締役、2012年11月に取締役副社長の長男の平了寿(たいら・かずとし)さんが社長に昇格した。

現在、直営538店、フランチャイズ店179店の717店を運営、年商685億円(2016年8月期)、営業損失2400万円、経常損失7300万円、純損益が14億円の黒字を計上している。

座席数は大手町店が64席、八重洲口店が120席。

営業時間はいずれも17時から23時。日曜日が休み。