ピカデリー「こどもつかい」滝沢秀明、有岡大貴、門脇麦ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2017年6月8日】松竹(中央区築地4-1-1、東劇ビル、03-5550-1533)は6月17日から丸の内ピカデリー(千代田区有楽町2-5-1、有楽町マリオン9階、03-3201-2881)で一般公開する「こどもつかい」の初日に、滝沢秀明さん、有岡大貴さん、門脇麦さんらによる舞台あいさつを開く。

6月17日から一般公開される「こどもつかい」((C)2017「こどもつかい」製作委員会)。

17日9時30分の回上映終了後に、監督の清水崇(しみず・たかし)さんをはじめ、「こどもつかい」役の滝沢秀明(たきざわ・ひであき)さん、地方紙の記者「江崎駿也」役の有岡大貴(ありおか・だいき)さん、江崎駿也の恋人で保育所職員「原田尚美」役の門脇麦(かどわき・むぎ)さんが舞台に登場してあいさつする。

「こどもつかい」は監督を務めた清水崇さんのオリジナル脚本のホラー映画で、17年ぶりの映画出演となった滝沢秀明さんが映画初主演を務めた。物語はとある郊外の街で子どもたちが次々と行方不明になり、さらにその周辺で大人たちが相次いで不審な死を遂げる事件が発生した。

ネット上では、行方不明になった後に帰ってきた子どもと遭遇した大人が、3日後に謎の死を遂げるという噂がかけめぐり、地方新聞の記者・江崎駿也が、事件に興味を抱き真相を追いはじめる。一方、駿也の恋人で保育所に勤める尚美は、ある男の子の母親が夜中になっても迎えに来なかったため、その男の子を預かる。そこへ事件の鍵を握る謎の男「こどもつかい」が忍び寄り、男の子がいなくなってしまう。

ウイキペディアによると、清水崇さんは1972年群馬県前橋市生まれ、近畿大学文芸学部を中退、在学中に脚本家の石堂淑朗(いしどう・としろう、1932-2011)に師事し、小栗康平(おぐり・こうへい)さんの「眠る男」、テレビドラマやVシネマなどにスタッフとして参加し、映画美学校で学び、関西テレビのオムニバスホラー「学校の怪談G」で短編を演出し、ビデオ版「呪怨」と「呪怨2」を制作し、2001年に「富江 リバース(re-birth)」で映画監督デビューした。

2002年にビデオ版「呪怨」を映画化し、2003年に「呪怨2」も映画化してヒットし、2004年に「呪怨」のハリウッドリメイク版「グラッジ(The Grudge)」(邦題「THE JUON/呪怨」)を制作、監督し、日本人監督の実写作品としては初めて全米興行成績1位を獲得、ハリウッドデビューした。2006年に続編「グラッジ(The Grudge)2」(邦題「呪怨 パンデミック」)で全米興行収入初登場1位を記録した。日本では、全国ロードショー公開にも関わらずトップ10にも入らなかった。

2008年に「東京少女 桜庭ななみ」(BS-i)の第4話「小さな恋」で、初めて恋愛ドラマの監督を務め、2009年にオープニング・エンディングを手がけたオムニバス映画「非女子図鑑」を公開、10月に立体映画「戦慄迷宮3」を公開した。2014年3月に角野栄子(かどの・えいこ)さんの児童書「魔女の宅急便」の実写映画の監督を務めた。

チケットはチケットぴあを通じて、先行抽選を発売中で、9日11時締め切り。10日から一般発売される。料金は全席指定で2000円均一。