日劇「ポケモン」初日に本郷奏多、中川翔子ら舞台挨拶

【銀座新聞ニュース=2017年7月3日】大手映画配給会社の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は7月15日からTOHOシネマズ日劇(千代田区有楽町2-5-1、有楽町マリオン、03-3574-1131)で一般公開する「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」の初日に本郷奏多さん、古田新太さん、中川翔子さんらによる舞台あいさつを開く。

7月15日から一般公開される「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」((C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku(C)Pokemon (C)2017 ピカチュウプロジェクト)。

15日8時30分の回上映終了後と11時45分の回上映前に、監督の湯山邦彦(ゆやま・くにひこ)さんをはじめ、ポケモン博士を目指す少年トレーナー「ソウジ」の声優を務める本郷奏多(ほんごう・かなた)さん、伝説のポケモン・ホウオウを追い求める研究者「ボンジイ」の声優の古田新太(ふるた・あらた)さん。

ポケモンセンターでポケモンの治療をしている女性「ジョーイ」の声優の中川翔子(なかがわ・しょうこ)さん、サトシの影にいるポケモン「マーシャドー」の声優の山寺宏一(やまでら・こういち)さん、主人公の「サトシ」の声優の松本梨香(まつもと・りか)さんとピカチュウが舞台に登場してあいさつする。

ウイキペディアによると「ポケットモンスター(ポケモン)」は1996年2月27日に発売された任天堂の「ゲームボーイ」用ソフト「ポケットモンスター 赤・緑」が最初で、開発元はゲームフリーク、コンセプトメーカーにしてディレクターを務めたのは、ゲームフリークの代表取締役でもある田尻智(たじり・さとし)さんだ。

この作品は小学生を中心に、口コミから火が点き大ヒットし、以降も多くの続編が発売され、ゲーム本編作品だけでなく、派生作品や関連作品も多く発売されている。ポケモンはゲームのみならず、アニメ化、キャラクター商品化、カードゲーム、アーケードゲームとさまざまなメディアミックスが展開され、日本国外で人気を獲得している。

「劇場版ポケットモンスター」は1998年の第1作から2013年の第16作までは「ピカチュウ・ザ・ムービー(PIKACHU THE MOVIE)」で、2014年の第17作からは「ポケモン・ザ・ムービー(シリーズタイトル名、(Pokemon the movie)」としている。監督は、アニメ版総監督の湯山邦彦さんが、アニメと同様に一貫して務めている。劇伴(音楽)は「黒き英雄 ゼクロム」を除いて、全作品とも宮崎慎二(みやざき・しんじ)さんが担当している。また、第13作以降は、長編映画がノベライズ化されて小説が出版されている。

「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」は劇場版映画第20作目の記念特別企画で、「無印編」(「カントー編(ポケモンリーグ編)」(全81+1話)、オリジナルエピソードの「オレンジ諸島編」(全36話)、「ジョウト編(金銀編)」(全158話)の3シリーズの総称)の第1話と第2話を原案とし、第1話のラストで登場したホウオウを見て交わした「いつか、あいつに会いに行こう」という約束の続きを描く完全オリジナルストーリーとなっている。

サトシとピカチュウの出会いから旅立ち、本当のパートナーになるまでの成長物語として描かれており、「無印編」には登場しない第三世代以降のポケモンも登場する。

湯山邦彦さんは1952年東京都練馬区生まれ、東京都立武蔵丘高校を卒業、アルバイトとして、近所のアニメ制作スタジオで動画描きをはじめたことで、アニメ業界に入り、その後、アニメーターとして活躍し、絵コンテも担当し、1978年より演出家に転向し、同年の「銀河鉄道999」の第3話「タイタンの眠れる戦士」で演出を担当した。

当初は葦プロダクション(現「プロダクション リード」)で経験を重ね、1982年より「魔法のプリンセス ミンキーモモ」で総監督を務め、「ポケットモンスターシリーズ」の総監督も務めている。

チケットは8時30分の回(100人)を対象に東宝HPの応募フォーム(https://ssl.toho-movie.com/senden/17poke_snc/index.php)から申し込む。締め切りは5日12時。料金は一般1800円、大学生・専門学生1500円、シニア1100円、高校生、3歳以上中学生まで、障がい者が1000円。

初日舞台挨拶特別抽選販売は8時30分の回、11時45分の回とも対象で、HP(http://w.pia.jp/s/pokemon17sb/)から申し込む。締め切りは10日11時。当選者は料金が一般2000円、大学生・専門学生1700円、シニア1300円、高校生、3歳以上中学生まで、障がい者が1200円。