匠創生が大手町に展示工芸品で試飲試食できるショールーム

【銀座新聞ニュース=2017年7月8日】人材派遣業務のパソナグループ(千代田区大手町2-6-4、03-6734-0200)傘下の株式会社匠創生(兵庫県淡路市岩屋924-1)はこのほど、工芸品を展示販売するショールーム「POPPING STAND」(千代田区大手町2-6-2、03-6832-7363)を開設した。

匠創生がこのほど開設した「ポッピングスタンド(POPPING STAND)」。展示されている工芸品を使って試飲、試食をできるのが特徴だ。

「匠創生(たくみそうせい)」はパソナの元社員の安村亮彦(やすむら・あきひこ)さんが5月9日に資本金2000万円にて設立したばかりの会社で、「ポッピングスタンド(POPPING STAND)」は全国の工芸品を展示販売するショールームとして、実際にその工芸品を用いて試飲・試食が体験できる場所としている。

ショップに展示販売する約50種類の工芸品を用いて、国内外のワインや日本酒、古酒など約30種類の試飲や、食品との組み合わせて体験できる。

たとえば、「切子グラス」での日本酒の試飲が200円(税込)、「磁器小皿」でのイタリアのビンテージチーズの試食を1セット200円で味わえる。

5月に匠創生を設立し、代表取締役に就任した安村亮彦さん。

安村亮彦さんは1979年神奈川県川崎市生まれ、明治大学商学部を卒業、人材系ベンチャー企業を経て、2005年に株式会社パソナに入社し、10年間にわたって1000社を超える企業の採用支援と、5000人以上の求職者へのキャリアカウンセリングに従事し、株式会社パソナグループに異動し、新人教育やグループ未来戦略を企画する事務局を経験した。

2016年2月に全国の「職人」や「作家」に対して、直接的で現実的なキャリア支援を行っていくことをめざし、アーティスト支援会社に転籍し、2017年5月9日にパソナグループのベンチャーファンド「ニューバリュー・クリエーション・ファンド」を活用して、「株式会社匠創生」を設立して代表取締役に就任している。

営業時間は11時から21時、日曜日、祝日は休み。