ヴァニラ画廊でCoCoon、Animagraphなど5人の「幻想五重奏」展

【銀座新聞ニュース=2017年8月6日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル、03-5568-1233)は8月8日から13日まで「幻想五重奏-Fantasy Quintet」を開く。

ヴァニラ画廊で8月8日から13日まで開かれる「幻想五重奏-ファンタジー・クインテット(Fantasy Quintet)」のフライヤー。

ヴァニラ画廊では「物語のなかで広がる幻想の世界、それは人々を古の時代より魅力し続けてきた。そこでは竜が空を翔び、現実には起こりえない事象が普通となる。人の想像力により産まれたその世界をこの現実に喚(よ)ぶために集まった」5人の作家が「頭のなかで想像した世界、物語のなかに感じた世界、それがこの場所では目の前に顕(あらわ)れる」という作品を「幻想五重奏-ファンタジー・クインテット(Fantasy Quintet)」というタイトルで展示する。

今回、出品するのはフェイクファー(毛皮風の布)素材を用いて、動物や幻獣をモチーフにアートドールを制作している「コクーン(CoCoon)」、「世界の果てへ行こう!」をテーマに革細工の工房「レザー(Leather)5160」。

枇々木聖(ひびき・ひじり)さんの運営する「アニマグラフ(Animagraph)」は水晶やめのうといった天然石に直接写真を撮る技法を使って制作している。また、幻想五重奏に合わせて、ほかの出品者とのコラボ作品も制作し、出展する。

フェイクファーを使い、はく製のようなぬいぐるみを制作している「マイル・パクストン(Mile Paxton)」、副島大彦(そえじま・いろひこ)さんが運営する「クリスタル・ムーン(Clystal Moon)」(杉並区阿佐ヶ谷南2-40-1、阿佐ヶ谷アニメストリート)はファンタジー世界に出てくる魔法の武具や王が持つ宝具、冒険者の装備品金銀宝石などを使用した本物の宝剣、銀製雑貨などの作品を手作りで制作している。

開場時間は12時から19時(土・日曜日、祝日は17時)。入場は無料。コクーン、マイル・パクストンの作品については、入札制で販売する。