メゾンカイザーが銀座にコーヒーとクロワッサンの店

【銀座新聞ニュース=2017年9月9日】パン業態の「メゾンカイザー」を運営する「株式会社ブーランジェリーエリックカイザージャポン」(港区芝浦2-14-5、ユニベル田町ビル、03-3798-1771)は9月10日11時に「&COFFEE MAISON KAYSER」(中央区銀座1-14-11、銀松ビル)を開店する。

9月10日11時に開店する「アンドコーヒー メゾンカイザー(&COFFEE MAISON KAYSER)」のイメージ図。

「メゾンカイザー」はクロワッサンなどパンを主体とする店だが、今回の「アンドコーヒー メゾンカイザー(&COFFEE MAISON KAYSER)」は店舗内でクロワッサンとオリジナルコーヒーや自家製レモネードを提供する「喫茶店業態」となる。

クロワッサンサンドは400円から460円(税別)で、クロワッサンとコーヒーのセットメニューは500円。

ブーランジェリーエリックカイザージャポンは木村屋総本店の社長、木村光伯(きむら・みつのり)さんのいとこで、1969年生まれ、慶応大学法学部を卒業し、1991年に千代田生命保険相互会社に入社、1997年に退社し、1998年にアメリカ国立パン研究所「AIB」を卒業し、ニューヨークで修業し、1999年にパリ・メゾンカイザーで修業した木村周一郎(きむら・しゅういちろう)さんが2000年に「メゾンカイザー(Maison Kayser)」の日本とアジア圏のブランド管理会社として設立した。

「アンドコーヒー メゾンカイザー」が提供するコーヒーとクロワッサン。

2001年に国内初出店として高輪本店をオープンし、2002年に株式会社サンジェルマンへの技術指導をはじめ(製パンコンサルティング業務)、2005年に雪印乳業株式会社とオリジナルバターを共同開発し、2005年に日清製粉株式会社と小麦粉「トラディショナル」を共同開発し、2007年に台湾の商社「ビリーズ・インターナショナル(Breeze International)」と業務提携(製パンコンサルティング業務)し、2007年に台湾のベーカリー「メゾンカイザー台湾」のコンサルティングを開始し、2007年に直営店の総売上高で20億円を達成した。

2008年に北海道洞爺湖サミットにてパンを発表し、8カ国首脳に提供、2009年に独立資本の別ブランドとして「株式会社パット」を設立、「パン・オ・トラディショネル( Pain au Traditionnel)」をオープン、2010年に韓国ハンファグループと業務提携 (製パンコンサルティング業務)し、2010年に韓国でオープンしたベーカリー「メゾンカイザーコリア」のコンサルティングを開始し、2010年に国内初の子会社として「株式会社メゾンカイザー仙台」を設立し、仙台に出店した。

2010年に木村周一郎さんが財団法人「日本食生活文化財団」より食生活文化銀賞を受賞、2011年にシンガポールに海外初の子会社「メゾンカイザー(シンガポール)」を設立し、2012年に直営店の総売上高が25億円になり、2013年にシンガポール子会社を香港の「メゾンエリックカイザーアジア(Maison Eric Kayser Asia)に売却し、2014年に年商が34億円になった。現在、全国で約30店を運営している。

営業時間は平日が7時30分から20時、日曜日、祝日は10時から18時。定休日はなし。