タリーズ東急プラザ店で小杉幸一「スターフライヤーの世界」展

【銀座新聞ニュース=2017年9月12日】大手飲料メーカーの伊藤園(渋谷区本町3-47-10)傘下のタリーズコーヒージャパン(新宿区箪笥町22、03-3268-8282)は9月11日から17日の7日間、タリーズコーヒープライムファイブ東急プラザ銀座店(中央区銀座5-2-1、東急プラザ銀座、03-6264-5480)で「スターフライヤー」による「輝く人の、STARFLYER-クリエイターが見たSTARFLYER」写真展を開いている。

9月17日までタリーズコーヒープライムファイブ東急プラザ銀座店で開かれている「輝く人の、スターフライヤー(STARFLYER)」写真展の店内風景。

北九州空港を拠点とするANA(全日空)系の航空会社、スターフライヤー(福岡県北九州市小倉南区空港北町6、北九州空港スターフライヤー本社ビル、093-555-4500)は2002年創業時からタリーズコーヒーの飲料を機内で提供している。

今回はタリーズコーヒージャパンの協力を得て、2017年春から新たにはじめたスターフライヤーのブランド広告「輝く人の、スターフライヤー(STARFLYER)」を手掛けた博報堂アートディレクターの小杉幸一(こすぎ・こういち)さんが、機材「エアバスA320型機」から描いた世界を、未公開を含めた写真によって紹介している。

スターフライヤーは2002年に兵庫県神戸市に「神戸航空」として設立され、2003年5月に現社名に変更し、12月に福岡県北九州市に移転、2005年8月に東京事務所を開設し、2005年12月に「エアバスA320型機」を導入、2006年3月に北九州空港と羽田空港線を就航した。

2007年4月にANAとコードシェア契約を締結し、6月から北九州と羽田線で共同運航をはじめ、12月にANAも増資を引き受け、17%で筆頭株主になっている。現在、「A320-214型機」(150席)を10機保有している。

また、北九州市を拠点とする航空会社として、TOTO、安川電機、九州電力など福岡県、北九州市の地場企業からの出資を受けており、2017年3月期の売上高は349億円(前期345億円)、経常利益が30億円(同27億円)、純利益が19億円(同26億円)。

小杉幸一さんは1980年神奈川県生まれ、武蔵野美術大学を卒業、博報堂に入社、パルコグランバザールの「パルコ、アラ?!」、読売巨人軍の「ガールズジャイアンツ(GIRLS’GIANTS)」、J.リーグの「男を競え」、KDDIの「au鉄道王決定戦」などを担当し、JAGDA新人賞、カンヌ国際広告祭「デザイン(DESIGN)部門」のゴールド、インタラクティブデザインアワードなどを受賞し、現在、アートディレクター。

17日11時、15時、18時の3回、博報堂プロダクツの写真家、岡祐介(おか・ゆうすけ)さんによる無料撮影会を開く。来店客で希望する人は、岡祐介さんが撮影し、写真は機体の写真と組み合わせて、そのデータをお客のスマートフォンにメールにて送る。

岡祐介さんは博報堂プロダクツで広告、雑誌、CDジャケットなどの撮影で活動し、2006年にAPAアワード公共広告部門最高賞、2010年にカンヌ国際広告祭ゴールド、ロンドン・インターナショナル・アワード・フィルム(London International Awards Film)部門でシルバーなどを受賞している。

また、期間中、写真展を写真に収めて「#輝く人」や「#スターフライヤー」のハッシュタグと一緒に投稿し、同店のフェロー(従業員)に投稿画面を見せると、先着200人に「輝く人の、スターフライヤー」オリジナルタンブラー、あるいは同店のプライムシーズナルコーヒーインビテーションチケットをもらえる。

営業時間は7時30分から22時。