日劇「亜人」佐藤健、綾野剛、川栄李奈ら舞台挨拶

【銀座新聞ニュース=2017年9月18日】大手映画会社の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は9月30日からTOHOシネマズ日劇(千代田区有楽町2-5-1、有楽町マリオン内)で一般公開する「亜人」の初日に佐藤健さん、綾野剛さんらによる舞台あいさつを開く。

9月30日から一般公開される「亜人」((C)2017映画「亜人」製作委員会(C)桜井画門/講談社)。

30日9時の回上映終了後と12時25分の回上映前に、監督の本広克行(もとひろ・かつゆき)さんをはじめ、主人公の亜人「永井圭」役の佐藤健(さとう・たける)さん、亜人のテロリスト「佐藤」役の綾野剛(あやの・ごう)さん、厚生労働省の亜人担当職員「戸崎優」役の玉山鉄二(たまやま・てつじ)さん。

亜人テログループの「田中功次」役の城田優(しろた・ゆう)さん、佐藤の仲間の亜人「奥山」役の千葉雄大(ちば・ゆうだい)さん、厚生労働省の戸崎優の部下「下村泉」役の川栄李奈(かわえい・りな)さん、永井圭の妹「永井慧理子」役の浜辺美波(はまべ・みなみ)さんが舞台に登場してあいさつする。

「亜人 (あじん)」は桜井画門(さくらい・がもん)さんが原画を、三浦追儺(みうら・ついな)さんが原作を手がけたマンガ「亜人」を題材としたアニメで、マンガ誌「グッド(good)!アフタヌーン」(講談社)で2012年7月から連載されている。2017年9月までに11巻が単行本化されており、累計発行部数は540万部を超えている。

単行本1巻までは作画が桜井画門さん、原作者が三浦追儺さんとされていたが、2巻より桜井画門さんの単独名義となっている。劇場アニメは3部作で、2015年11月27日から第1部「亜人-衝動」、2016年5月6日に第2部「亜人-衝突」、9月23日に第3部「亜人-衝戟(しょうげき)」が公開されている。

TBS系のテレビシリーズは第1クールが2016年1月から4月まで、第2クールが同年10月から12月まで全部26話が放送された。

物語は2017年、東京が舞台で、研修医の永井圭が交通事故で死亡した直後に生き返ったのをきっかけに、絶対に死なない新人類「亜人」であることが発覚する。亜人研究施設に監禁されて非人道的な実験のモルモットにされた圭は、同じく亜人の男・佐藤によって救われるが、佐藤は国家転覆を狙い大量虐殺を繰り返すテロリストだった。同じ亜人として佐藤の思想に共感できない圭は、亜人と人類の壮絶な戦いに身を投じていく。

ウイキペディアによると、本広克行さんは1965年香川県丸亀市生まれ、横浜放送映画専門学院(現日本映画学校)を卒業、電通テック、共同テレビを経て、「ベイシス」に入社、 1998年に「ロボット(ROBOT)」に移り、2013年から「株式会社プロダクション(Production)I.G」の企画部に所属している。

1992年にフジテレビ・共同テレビ制作のドラマ「悪いこと」で監督デビューし、その後、オムニバスドラマ「世にも奇妙な物語」の中の「見たら最期」を監督し、1996年に「7月7日、晴れ」で映画監督デビューした。「お金がない!」の演出陣の1人として織田裕二(おだ・ゆうじ)さんと知り合い、織田裕二さんの推薦により、1997年にフジテレビのプロデューサー、亀山千広(かめやま・ちひろ)さんが始めた「踊る大捜査線」のチーフ演出に抜擢された。

1998年から開始した映画「踊る大捜査線」シリーズで監督を務め、第22回と第27回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞し、シリーズ映画2作目では実写邦画興行成績の歴代1位を保持している。2011年4月に四国学院大学客員教授、2012年10月にアニメ作品「サイコパス(PSYCHO-PASS)」の総監督を担当し、2013年から香川県の映画祭「さぬき映画祭」のディレクターを務めている。

チケットは応募フォームからの応募・抽選(9時の回50人)と初日舞台挨拶特別抽選販売がある。応募・抽選は20日12時締め切り。料金は一般1800円、大学生、専門学校生1500円、3歳以上高校生と、障がい者1000円、シニア1100円。

初日舞台挨拶特別抽選販売はチケットぴあ(http://w.pia.jp/s/ajin17sb/)を通じて販売し、25日11時締め切り。料金は一般2000円、大学生、専門学校生1700円、3歳以上高校生と、障がい者1200円、シニア1300円。