丸善丸の内で三浦敏「欧州の旅景画」展

【銀座新聞ニュース=2017年9月16日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は9月20日から26日まで4階ギャラリーで三浦敏さんによる「アクリル画 光、みつけたヨーロッパ」を開く。

丸善・丸の内本店で9月20日から26日まで開かれる三浦敏さんの「アクリル画 光、みつけたヨーロッパ」に展示される作品。

アートディレクター、デザイナー、画家で、Jリーク「ベガルタ仙台」のロゴマークなどを手掛けた三浦敏(みうら・びん)さんがヨーロッパの旅景をテーマにした新作を中心にアクリル画を展示する。

三浦敏さんは「どこから来て、どこへ行くのだろう、光の中にいると、光のことがわからない、いつもの街角と、初めての街角、ここからはじめて、ここで立ち止まる、光、みつけて。」としている。

三浦敏さんは1946年山形県酒田市生まれ、1975年にデザイン会社「マクロス」を設立、主に東北地方のブランドデザインを手掛け、1977年に萩の月パッケージ、1998年にJリーク「仙台ブランメル」が「ベガルタ仙台」に名称を変更し、ロゴマーク、フラッグ、黄金カラーの設定など総合的な展開を担当し、2012年に「酒田・山居倉庫」、2014年にお茶の井ヶ田が展開する秋保ヴィレッジ「アグリエの森」のデザインを担当する。また、岩手県の「道の駅」ブランド商品の開発にも携わる。

1990年に日本タイポグラフィー・ピクトグラム部門で入賞、1992年に日本パッケージコンペティション部門のアルコール部門賞で受賞(1994年アルコール部門賞と一般雑貨部門賞、2003年と2007年に地域産業商品部門賞、2008年に特別奨励賞)、1998年に文部省(当時)国立大学等優秀広報誌表彰で奨励賞(1999年にデザイン部門優秀賞)、2012年に名誉総裁賞文化部門で受賞している。

開場時間は9時から21時(最終日17時)まで。入場は無料。