丸善丸の内で小林加代子、小林久子、酒井泉展、器やアクセサリー等

【銀座新聞ニュース=2021年4月14日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は4月14日から20日まで4階イベントスペースで「春・三人展」を開く。

丸善・丸の内本店で4月14日から20日まで開かれる「春・三人展」のフライヤー。

染付けの小鉢作家、小林加代子さん、アクセサリーの小林久子さん、陶磁器の酒井泉さんが「白磁にブルーの絵付けがさわやかな染付の器、穏やかな色合いの陶の器や花入れ、漆やビーズ、さまざまな素材や技法を用いた一点もののアクセサリー」などを展示販売する。

小林加代子さんは組み合わせ方によりいろいろな場面で使え、見ても側に置いても楽しめる、シンプルな器を制作しており、技法については磁器土をロクロ成形し、呉須で下絵付をし、還元焼成をしている。染付の文様は野草(主に野いばら)をスケッチし、作り手と使い手の心が「ツナガル」という思いを込めて、重ねて並べて「ツナガル」ようなデザインを採用している。

小林久子さんはギャラリー「器茶利休(きっさりきゅう)」を主宰し、ビーズステッチインストラクターとして教室も開いている。

酒井泉さんは1990年に武蔵野美術大学油絵科を卒業、1998年に愛知県立窯業高等技術専門校を修了、愛知県瀬戸市で修業を重ね、東京で主に瀬戸や信楽の土を使って使用陶器を制作している。化粧土や釉薬(ゆうやく)を薄く塗り重ねて、1240度の高温で焼成している。

開場時間は9時から21時(閉店時間は店に確認を、最終日は17時)まで。