サニーヘルス、ダイエットは春から、春野菜が体を活性化、10分歩行も

【銀座新聞ニュース=2021年5月8日】健康食品、美容商品、化粧品などの販売会社、サニーヘルス(中央区八重洲2-1-6、八重洲kビル、03-6701-3000)はこのほど、レポート「1年でもっともダイエットが成功しやすい季節は春!」を発表した。

体内時計と同じように、人間の体は季節によってリズムがあるといわれている。

「今年こそはやせる!」と年始にダイエットの目標を立てた人はいるだろうが、その後の経過はどうだろうか。ダイエットが順調な人も、そうでない人もテコ入れするなら春がダイエットの1大チャンスといえる。なぜなら、1年でもっともダイエットが成功しやすい季節が春で、夏に向けて、改めてダイエットに向き合ってみよう。

●人間の体は季節によってリズムがある

体内時計と同じように、人間の体は季節によってリズムがあると言われている。例えば、冬は寒さから身を守るために脂肪を溜め込みやすく、やせにくい傾向にある。極寒の地域に生息するアザラシやペンギン、トドなどの生物が、厚い脂肪で体が覆われているのも、寒さから身を守るため。

一方、春は陽が長くなり、気温が上昇し、人間を含む動植物の活動が活発になる季節で、。すると代謝が上がり、体はやせやすくなる。

春野菜の苦味の主成分は、ポリフェノールや植物性アルカロイドと呼ばれる成分で、やせやすい体づくりに役立つ。

また、このような生理的な理由の他に外的要因によっても太りやすい・やせやすい季節はある。冬であれば、クリスマスや年末年始の食生活の乱れが続くことや、長袖や厚着で肌の露出が少ないので太ったことに気が付きにくいなど、複数の要因が重なって冬は太りやすい季節となってしまう。

しかし、春になると内的にも外的にも太る要因が減り、ダイエットを始めるには適したタイミングといえる。日々の生活の中で取り入れながら、やせやすい体づくりを始めよう。

●春野菜の苦味が体を活性化させる!

春は多くの動植物が活動期に入り、冬の間に体に溜まった余分なものを体外に排出し、体に刺激を与えて目覚めさせることがこの時期重要となる。そのためには苦味のある山菜、野草や春野菜を食べることが効果的とされている。春の山菜や春野菜には、多かれ少なかれ独特の苦味を持つものが多いことも、うなづける。

ウォーキングなどの有酸素運動で、ふくらはぎの筋肉を動かすことで全身の血行がよくなり、代謝をよくする効果がある。

この苦味の主成分は、ポリフェノールや植物性アルカロイドと呼ばれる成分で、さまざまな働きがある。ポリフェノールは抗酸化作用を持ち、体の錆びつきを防ぎ、老化を予防する作用、アルカロイドは体のデトックス、新陳代謝の促進などの働きをするので、やせやすい体づくりに役立つ。

さらに、苦味のある野菜類は、ビタミンCも豊富に含まれているという傾向がある。風邪の予防や、春から強くなってくる紫外線対策にもなるので、健康だけでなく美容にとっても欠かせない。食物繊維が豊富なものばかりなので、腸活の面からも積極的に取り入れたい。

〇春の山菜はふきのとう、うど、たらの芽、せり、こごみ、うるい、わらび、ぜんまいなど。

〇春野菜は春キャベツ、菜の花、セロリ、たけのこ、スナップエンドウ、さやえんどう、そら豆、アスパラガス、新たまねぎなど。

●屋外での運動

気候がよくなると体は「春モード」になり、暖かくなるにつれ脂肪を溜めこむことが少なくなるだけでなく、屋外に出やすくなり、活動量や運動量が増え、代謝や消費エネルギーが増加する。

普段、運動をする習慣のない人は、春の穏やかな気候の下、まずは近所をウォーキングするなど脚の筋肉を使ってみてほしい。脚は第2の心臓と呼ばれるように、特にふくらはぎの筋肉を動かすことで全身の血行がよくなり、代謝をよくする効果がある。全身の筋肉の約60%は脚についており、脚を動かすことは効率的にダイエットを行うのに有効だ。

特に食後にウォーキングを取り入れれば、食後の血糖値を下げることにも有効となる。食後の血糖値を下げることで、食事から摂取した糖質が体脂肪に変わることを予防することができる。食事を終えてから15分から30分後には動き始めたい。

ウォーキングの際は、少し息が上がる程度(脈拍125から155が目安)を意識して、酸素を消費し充分な呼吸を確保しながら行う「有酸素運動」にすることで、血糖値を下げるだけでなく体脂肪を燃焼させることができる。

体脂肪を減らしたい場合は20分以上の有酸素運動が必要という認識の人が多いかもしれないが、うれしいことに、もっと短い時間でも効果が得られるというのが現在、有力な説となっている。その時間とは、連続で10分程度で、これが有酸素運動の効果を得られる最低ラインの時間と言われている。

しかも10分の有酸素運動を1日2回に分けて別の時間に行ったとしても、連続で20分運動を行ったのと同様の効果があるとされている。例えば、週に1回だけ1時間まとめて行うよりも、月、水、金などに1日10分以上を週3日に分けて行う方が効果的だ。

春は新しいことを始めるのにとてもよい季節で、寒い季節は外へ出るのもおっくうだが、暖かくなれば屋外での運動も気持ちよくできる。この季節にしっかり体を動かして鍛え始めておけば、夏の暑さや冬の寒さの中で運動しても肉体的なトラブルが起こりにくくなる。年間を通じたやせ体質づくりは、春にスタートするのがベストといえる。