資生堂パーラー「美味青森コース」、海峡サーモン、仏鴨、短角牛等

【銀座新聞ニュース=2021年6月4日】国内最大手の化粧品メーカー、資生堂(中央区銀座7-5-5、03-3572-5111)が運営する資生堂パーラー銀座本店レストラン(中央区銀座8-8-3、東京銀座資生堂ビル、03-5537-6241)は6月30日まで「みちのく美味紀行ー青森コース」を開いている。

資生堂パーラー銀座本店レストランで6月30日まで提供されている「みちのく美味紀行ー青森コース」のイメージ。

資生堂パーラーの第14代総調理長、倉林龍助さんが自ら足を運んで選んだむつ市の海峡サーモン、小川原湖の大和しじみ、平内町の活帆立貝、バルバリー鴨、短角牛に、青森野菜や山菜、フルーツなど青森県の食材を使ってプリフィックススタイル(スープからデザートまでメニューを選べる)でコースに仕立てた。

基本的なコースは本日のアミューズ、前菜が「むつ市海峡サーモンのコンフィ アイユの香り」、スープが「本日のスープ」または「小川原湖 大和しじみと青森野菜のスープ」、または「風間浦村 雲丹(うに)のロワイヤル」。

魚料理が「平内町 活帆立貝のグリルとクレソンのピューレ 天然山菜のフリットを添えて」、または「青森で水揚げされた本日の鮮魚 お好みの調理法で」、肉料理が「バルバリー鴨胸肉のロティ― 王林のコンフィーとともに」、または「短角牛サーロインのステーキ 和風ガーリックソース」(1500円プラス)。

デザートは「グラサージュしたカシスのパルフェ ヴァイオレットのアロマ バニラアイスクリーム添え」、または「カネル風味の林檎(りんご)のコンポートとキャラメルアイスクリーム」となっている。いずれもコーヒーがつく。

昼「Aコース」(6500円、いずれも税込、別途サービス料10%)は前菜、本日のスープ、魚料理または肉料理、デザート、コーヒー。夜「Aコース」(7500円)はアミューズ、前菜、スープ、魚料理または肉料理、デザート、コーヒー。昼・夜「Bコース」(9800円)はアミューズ、前菜、スープ、魚料理、肉料理、デザート、コーヒーの仕立てになっている。

飲み物はノンアルコールカクテルで、自家製のジンジャーシロップにノンアルコールビールを入れたカクテル「シャンディガフ」(1100円)、しょうがとオリジナルスパイスで辛口タイプの「自家製ジンジャーエール」(同)、ブドウジュースにスパイスと数種のフルーツを漬け込み、さっぱりな飲み口にした「フルーツサングリア」(同)、季節のメロンをピューレにしてまるごとメロンの果実感を楽しめる「フレッシュメロン」(1200円)などがある。

「ジャパンフォアグラ」によると、「バルバリー鴨(フランス鴨)」はフランス原産バルバリー種の鴨のヒナを輸入し、津軽地方の6つの農場で飼育している。年間約20万羽を育て、平飼い開放烏舎で、坪(3.3平方メートル)あたり約15羽から16羽を飼養している。飼料は独自に開発したオリジナルブレンドを使用している。

バルバリー種は他品種に比べて皮下脂肪が薄く、赤身は濃い鮮紅色、鴨特有の臭みも少なく、食べやすいのが特徴としている。また、鴨肉の脂肪は融点が低く、20度Cから30度Cで融解するため、「体に優しいヘルシーな食材」という。

営業時間は11時30分から20時(緊急事態宣言解除後は21時30分)。毎週月曜日は休み。