サニーヘルス、熱中症対策とダイエットなら炭酸水、お茶類がお勧め

【銀座新聞ニュース=2021年8月14日】健康食品、美容商品、化粧品などの販売会社、サニーヘルス(中央区八重洲2-1-6、八重洲kビル、03-6701-3000)はこのほど、レポート「熱中症対策とダイエットのためには何をどのぐらい飲むべき?」を発表した。

人間の体は、1日に約1200ミリットルの水分が失われている。このため、水分補給が大切になる。

暑い季節はこまめに水分補給をし、熱中症には十分に注意するのが不可欠だ。夏場に飲むべき水分は何でもよいわけではなく、よかれと思って飲んだドリンクが逆に脱水症状になる可能性が高まったり、またダイエットの妨げになったりする場合もある。熱中症対策とダイエットの両方に通じるのは、どちらも積極的に水分を摂取することで、その両方を叶えるためには、どんなものを選ぶのが賢い選択かを紹介する。

●ダイエット中は特に熱中症に注意!

汗をかく量が増えれば、体に必要な水分量も増える。夏の暑さだけでも汗をかく上に、ダイエット中であれば、より水分補給を意識しなければならない。人間の体は、1日に約1200ミリリットルの水分が失われているといわれている。なので、よって、平常時から1日あたり1.5リットルから2リットルを目標に水分補給をする必要がある。ダイエット中は代謝やデトックスを促すために、1日2リットルの水分を取るのが基本なので、それを意識しておけば熱中症対策にもつながる。

2リットルの水分は食事の水分量を含めてだが、それ以外の水分を補給する際にはどんな飲み物が適しているのだろうか。水分といっても、何でもいいわけではなく、甘いジュースやカフェの甘いコーヒードリンクなどはよくない。ダイエット中においては、食べ物の選択が重要なことであると同時に、飲み物についても選び方次第でダイエット効率が変わってくる。

コーヒー、紅茶、コーラなどにはカフェインが含まれており、カフェインには利尿作用があり、飲んだ分以上の水分が体から出ていってしまう。

思ったようにやせない時は、飲み物を見直してみるのもいいかもしれない。積極的に飲むべきもの、避けるべきものを把握しておこう。

●熱中症対策の要!水分補給にNGの飲み物

水分補給は熱中症対策に欠かせないが、適さない飲み物がいくつかある。以下にそれらを挙げる。

1.カフェインを多く含むもの
コーヒー、紅茶、栄養ドリンク、コーラなどにはカフェインが多く含まれている。カフェインには利尿作用があるため、飲んだ分以上の水分が体から出ていってしまう。水分補給としては不向きといえる。ただ、カフェインは脳を活性化したり、眠気を覚ます作用、ダイエット効果もあるので、上手に活用すればこうしたメリットが得られる。

2.アルコール
暑い時期はビールやレモンサワー、ハイボールなど、のどごしのよいお酒はいっそうおいしく感じられる。しかし、アルコールもカフェイン同様に利尿作用があるため、飲んだ量以上の水分が排出されてしまうので、脱水症状を起こすことがある。お酒を飲むときは同程度の量の水を一緒に飲むようにしたい。アルコールは、水分補給にもダイエットにも適していない。

3.糖質の多い飲み物
ジュースやスポーツドリンクなど砂糖が入った清涼飲料水は、急激な血糖値の上昇につながり、太る原因にもなる。血糖値は急上昇するとその後急降下するので、頭痛やイライラ、体のだるさなどを引き起こすことがある。砂糖など甘味料が使われているものは、少量ならまだしも「水分補給」としてガブ飲していたらあっという間に体重が増えてしまう。

食事は主食、主菜、副菜を揃えて摂るようにしたい。

4.カロリーゼロ・カロリーオフの飲み物
カロリーゼロやカロリーオフと表示された飲み物は、人工甘味料が使用されていることがほとんどだ。人工甘味料はひじょうに低カロリーである反面、その甘さがゆえに、脳は糖が入ってきたと勘違いしてしまうが、実際には入って来ないのでより糖質を欲して食欲コントロールが難しくなる。砂糖が入ってないので、血糖値の上昇は抑えられるとはいえ、食欲コントロールが難しくなるのと同時に中毒性のある人工甘味料もあるといわれている。

●熱中症対策&ダイエット促進におすすめの飲み物

積極的に飲むことでダイエットを促進させることができる飲み物を紹介する。熱中症対策としての水分補給にも適しているので、1日2リットルを目安に飲むようにしたい。暑い日や運動をする際には、必要に応じて量を増やしてほしい。

1.水
基本中の基本である水。浄水器の水でもよいので、積極的に飲みたい。便秘に悩みの人はマグネシウムが豊富に含まれている硬水が効果的だ。

2.炭酸水
砂糖など甘味料が入っていないプレーンな炭酸水は、ダイエットに効果的。炭酸を飲むと二酸化炭素が血中に入り、血管が拡張されると血流がよくなり、代謝がアップする。つまり、体が消費するエネルギー量が増え、余計な脂肪を蓄えにくくなる。

3.緑茶
緑茶のカテキンはポリフェノールの一種で、悪玉コレステロールを抑制する作用があり、生活習慣病のケアにも期待されている成分だ。

4.ほうじ茶
ほうじ茶ならではの香ばしい香り成分に「ピラジン」というものがあり、ほうじ茶の特筆すべき成分で、リラックス効果が期待できるほか、血液サラサラ効果や、血行を良くし冷えの改善、疲労回復などの作用がある。

5.トクホ(特定保健機能食品)のお茶
緑茶やウーロン茶などトクホに指定されているお茶も、適量であれば利用してみるのもいい。商品により1日の目安量が異なるので、表示をよく確認し、通常のお茶よりも、ダイエットや生活習慣病などのケアに対する効果があることが表示されている。

6.烏龍茶
脂っこい中華料理と一緒に飲むことでさっぱりさせてくれる烏龍茶にある、烏龍茶ポリフェノールは、脂肪の分解・吸収する消化酵素・膵(すい)リパーゼを抑える働きがある。つまり、脂肪が吸収されにくくなるという効果がある。

7.ルイボスティー
カフェインレスなので、どんな人でも飲むことができる体に優しいお茶で、活性酸素を抑える「SOD様酵素」が含まれている。ルチン、マグネシウムなども含まれているので、血流をよくし、代謝アップが期待できる。リラックス効果があるので、眠る前にもお勧めだ。

●熱中症に負けない体づくりも大切

水分補給がしっかりできていても、栄養がバランスよく摂れていなかったり、食事内容が偏っていたりすると、十分に体力が回復せず、疲労がたまる。

食事は主食、主菜、副菜を揃えるようにすると、自然と栄養バランスは整う。食事や睡眠をしっかり取って、熱中症になりづらい体づくりをしておくことも大切だ。

普段何げなく口にする飲み物も、熱中症対策には不向きだったり、よかれと思って飲んでいたものがダイエットの妨げになっていたりすることもある。水分補給を見直して、熱中症を防ぎたい。