パラ選手の活躍にもらい泣き、ボッチャは奥が深いよ(338)

【tamaoのOL独り言=2021年9月9日】オリンピック、パラリンピック終わりましたね。オリンピックと違って、パラリンピックの始めはなかなかメダルの獲得がなくて、このままなのかと思いきや、開催国トップは取れなかったものの素晴らしい成績と、感動がありましたね。

夏の終わりのひまわり。オリンピックのメダリストに贈られるビクトリーブーケでも使われてましたね。ビクトリーブーケのひまわりは宮城県産、トルコキキョウは福島県産だったそうです。

何人、泣いていた選手見たかしら?選手だけでなく、解説者も何度も言葉に詰まってましたね。私も何度ももらい泣きしました。練習が大変だったろうな、そのほかのことも大変だったろうなと思ったから。

中国がメダル獲得のトップでしたが、中国ではパラ選手専門に練習できる施設があるとか。日本はまだまだ専用体育館はなく、そして、車いすだと床を傷つけてしまうことが多く、なかなか借りることができないらしい。うーん、難しいですが、それがやっぱり大きな違いなんですかね。

ところで、ボッチャやってみたことあるんですけど、すごく奥が深い競技です。やってみたって言っても、投げただけなんですけどね。競技を見に行ったことがあって、たぶん、今回のパラリンピックにも出ていたのではないかという選手が出場していました。

その時も会場では息を止めて見るような緊迫感でした。確かイギリスの選手だったので、なにかチェスに通じるところがあるんじゃないかと思ったんですけど。

ボッチャは、音をたてても大丈夫なんですが、緊迫感で会場はシーンとなっていました。ルールが完璧にわかっていなかったので、どっちが勝ったのかもよく分からなかったりしたのですが、私たちが遊びでボールを投げているのと違って、最後の1投で局面が変わってました。テレビ観戦だと解説してもらえるので、その深さがよく分かりましたね。

また、今回パラリンピックだからこそ見れたのかもしれないけど、バスケットボール男子の決勝戦、日本は4クォーター(Q、1Qは10分)途中までアメリカにリードしていたけど、最後は残念ながら負けてしまった。

すごく残念だったけど、アメリカチームの選手が涙して喜び、国家斉唱の時にマスク着用にもかかわらず、歌っていたのが聞こえてきた。

プレッシャーがあったのか、金メダルを獲れてうれしかったのがよくわかりました。ここまでアメリカ人が喜んでいたのを見たことなかった。最後の最後にすごいところが見れました。選手だとしたら、それを見て悔しいと思うのかもしれないけど。

パラリンピックに出場予定していた選手は、こんな状況だから中止も考えていただろうけど、でも、5年も練習してきたからぜひやって欲しいと思ってただろうなぁ。でも、きっと言えないよね。こんな状況だもの。

選手の立場からしたら、開催されてうれしかったと思う。私もだけど、こんな素晴らしい戦いが見れたときっと多くの人が思ったと思う。ナマで観戦したかったなぁ。それだけが残念でした(敬称略、中堅企業に勤めるOLのタマオさんが日常の生活について思っていることを不定期に書きます。注書きは著者と関係ありません)。

編集注:東京オリンピックは7月23日から8月8日まで開かれ、1位のアメリカが金メダル39個(銀、銅合わせて全部で113個)、2位の中国が金メダル38個(銀、銅合わせて全部で88個)、3位の日本が金メダル27個(銀、銅合わせて全部で58個)、4位のイギリスが金メダル22個(銀、銅合わせて全部で65個)、5位のRPC(ロシア)が金メダル20個(銀、銅合わせて全部で71個)だった。

一方、東京パラリンピックは8月24日から9月5日まで開かれ、1位の中国が金メダル96個(銀、銅合わせて全部で207個)、2位のイギリスが金メダル41個(銀、銅合わせて全部で124個)、3位のアメリカが金メダル37個(銀、銅合わせて全部で104個)、4位のRPC(ロシア)が金メダル36個(銀、銅合わせて全部で118)、5位のオランダが金メダル25個(銀、銅合わせて全部で59個)、日本が金メダル13個(銀、銅合わせて全部で51個)で10位だった。