日比谷「マスカレードナイト」、木村拓哉、長沢まさみら舞台挨拶

【銀座新聞ニュース=2021年9月17日】阪急阪神東宝グループで、映画の制作配給、演劇の興行などの国内最大手、東宝(千代田区有楽町1-2-2、東宝日比谷ビル、03-3591-1221)は9月23日にTOHOシネマズ日比谷(スクリーン12、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル、050-6868-5068)で「マスカレード・ナイト」の公開を記念して、出演者らによる舞台あいさつを開く。

9月17日から一般公開される「マスカレード・ナイト」((C)2021 東野圭吾/集英社・映画「マスカレード・ナイト」製作委員会)。

23日15時40分の回上映終了後に、監督の鈴木雅之さん、主人公の刑事「新田浩介」役の木村拓哉さん、ホテルのコンシェルジュ「山岸尚美」役の長澤まさみさんが舞台に登場してあいさつする。

「マスカレード・ナイト」は直木賞作家の東野圭吾さんが2017年9月に集英社より単行本が刊行された「マスカレード」シリーズ第3作の同名の小説が原作だ。

物語は都内マンションで起きた殺人事件の犯人が、大みそかにホテル・コルテシア東京で開かれるカウントダウンパーティ「マスカレード・ナイト」に現れるというものだった。パーティ当日、捜査のため再びフロントクラークとしてホテルに潜入した警視庁捜査一課の刑事・新田浩介は、コンシェルジュに昇進した山岸尚美の協力を得て捜査を進めていくが、500人の参加者は全員が仮装して顔を隠していた。限られた時間の中、素顔のわからない殺人犯を捕まえるべく奔走する。

鈴木雅之さんは1958年東京都練馬区生まれ、1979年に日活芸術学院を卒業、テレパック・共同テレビジョンに入社、演出補を担当し、1990年に共同テレビでテレビドラマ「世にも奇妙な物語」や1993年に「白鳥麗子でございます!」の演出で、注目される。1994年12月に共同テレビ系列子会社のベイシスよりフジテレビに移籍し、1994年に「ロングバケーション」、1995年に「王様のレストラン」、1998年に「ショムニ」、1999年から「古畑任三郎」などを手がけ、高視聴率を獲得、1999年にコミックのドラマ化が大当たりした「GTO」の劇場版で映画監督デビューした。

「ヒーロー(HERO)」では2001年のドラマと2007年の映画版とも監督した。2008年にテレビドラマ「鹿男あをによし」を演出、2011年に映画「プリンセス トヨトミ」を監督した。2016年6月28日付で編成制作局ドラマ制作センター専任部長兼演出家・映画監督から役員待遇に昇格、2017年7月1日付で制作局第1制作センター室長から改称し、2018年4月30日付で第1制作室長からゼネラルディレクターとなる。2019年に「マスカレード・ホテル」を監督した。

1994年に「29歳のクリスマス」で第3回ザテレビジョンドラマアカデミー賞監督賞、1995年に「王様のレストラン」で第5回ザテレビジョンドラマアカデミー賞監督賞、「まだ恋は始まらない」で第7回ザテレビジョンドラマアカデミー賞監督賞、1996年に「こんな私に誰がした」で第11回ザテレビジョンドラマアカデミー賞監督賞、2014年に「HERO」で第82回ザテレビジョンドラマアカデミー賞監督賞を受賞している。

チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を販売中で17日11時締め切り。料金は一般2100円、大学生・専門学校生1700円、高校生・ジュニア(3歳から中学生まで) 1200円、障がい者1200円、シニア1400円。

チケットぴあ(https://w.pia.jp/s/masqueradehotel-sb/)を通じての販売はすでに開始しており、15日11時締め切り。料金は一般2000円、大学生・専門学校生1700円、高校生・ジュニア(3歳から中学生まで) 1200円、障がい者1200円、シニア1300円。