サニーヘルス、ダイエット、美肌なら焼き芋、栗等秋スイーツを

【銀座新聞ニュース=2021年10月30日】健康食品、美容商品、化粧品などの販売会社、サニーヘルス(中央区晴海1-8-11、晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーY、03-6701-3000)はこのほど、レポート「秋が旬のスイーツはダイエット&美肌効果も!」を発表した。

おいしい秋の味覚が出そろう時期に、スイーツを上手に取り入れることでストレスフリーなダイエットが可能になる。

ダイエットのためにスイーツは断ったり、できるだけ控えるという人が多いが、ひたすらガマンするのも辛いもので、おいしく食べてきれいになれたら・・・そんな願いを叶えてくれるのが、秋が旬のスイーツだ。

しかもダイエットだけでなく、女性にうれしい効果があるものばかりで、おいしい秋の味覚が出そろう時期は、スイーツを上手に取り入れることでストレスフリーなダイエットが可能になる。今回は、ダイエットや美肌効果も期待できるスイーツを紹介しよう。

●ダイエット+美容に効果が期待できるスイーツ

1.タルトタタン
アップルパイに似たタルトタタンは、りんごを使ったフランスの伝統的なお菓子で、バターと砂糖でキャラメル色にソテーしたたっぷりのりんごを焼き型に入れて、その上からタルト生地をのせて焼き上げる。

アップルパイはほとんどの部分がバターたっぷりの生地で構成されているのに対し、タルトタタンの主役はあくまでもりんごで、生地はわずかでりんごがたっぷりなので、アップルパイよりも低カロリーな上にポリフェノールやペクチンなどの美容に期待できる栄養素をしっかり摂取することができる。

タルトタタンはアップルパイよりも低カロリーな上にポリフェノールやペクチンなどの美容に期待できる栄養素も摂れる。

りんごには「りんごポリフェノール」という抗酸化物質が含まれ、その主成分である「プロシアニジン」は特に強い抗酸化力を持ち、活性酸素の発生を抑えアンチエイジングや体脂肪蓄積を抑える作用、悪玉コレステロールを抑える、などの効果があるという研究結果が発表されている。

そのほかに「ぺクチン」という水溶性食物繊維がりんごに豊富に含まれており、腸内環境を整える作用や、成人病のケア、血糖値上昇を抑制、デトックス効果などもある。カリウムも多く、体内の塩分濃度を調整し、むくみの解消にも効果的だ。

2.洋梨のタルト
タルトには脂肪分の高い生クリームではなく、卵と牛乳から作られるカスタードクリームやビタミンEの豊富なアーモンドクリームが使われているので、栄養的にはその分脂肪が少なく、タンパク質やビタミンミネラルが多くなる。洋梨がたっぷり乗ったタルトならさらに食物繊維も摂れるので、ケーキの中では栄養的に優秀な部類といえる。

洋梨は和梨の約2倍の食物繊維が含まれており、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方がある。

洋梨は収穫から追熟という期間を経て、おいしい食べ頃の時期を秋に迎える。洋梨は和梨の約2倍の食物繊維が含まれており、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方がある。どちらも腸活には必須の栄養素で、ダイエットに効果的だ。

アスパラガスに含まれることで知られる「アスパラギン酸」も含まれており、疲労のもととなる乳酸の分解を促進する効果が期待できる。りんごと同様にカリウムも豊富なので、むくみの解消にいい。

3.焼き芋、干し芋、スイートポテト
さつま芋で気になるのは糖質(炭水化物)だが、おやつとして食べるのであれば避けるどころかおすすめの食材といえる。さつま芋は消化吸収がゆっくりで、太りにくい糖質の代表でもある。

食物繊維が多いのでとても腹持ちがよく、むくみ解消に役立つカリウムも豊富だ。ビタミンCにおいてはリンゴの10倍以上もの量が含まれていて、細胞の結合を強化するコラーゲン生成を助ける機能や、免疫力をアップし風邪を予防する働きがある。しかも、さつま芋をはじめとする芋類のビタミンCは、加熱調理しても壊れにくいといううれしい特徴がある。

特筆すべき成分は、皮の近くにある「ヤラピン」というさつま芋だけが持つ糖脂質だ。さつま芋を切ったときに包丁につく白い液体が、そのヤラピンで、昔から緩下剤として知られ、食物繊維との相乗効果で便通に効果があるので、腸内環境を整え、やせ体質や美肌にもつながる。

その他、若返りのビタミンといわれるビタミンE、銅、パントテン酸、ビタミンB6、葉酸などが多く含まれており、まさに栄養の宝庫といえる。

さつま芋を茹でて干した加工品である干し芋も、ダイエット中のおやつにおすすめだ。生、蒸かし芋、焼き芋と比較するとビタミンCは大きく減ってしまうが、食物繊維とヤラピンはそのままなので、美腸力は健在だ。

ただ、干し芋に含まれるカロリーは1枚(約25グラム)なら80キロカロリーと、決して低カロリーではない。食べる量は1日2枚程度が目安だが、噛みごたえがあるのでこの量でも案外満足できる。温かいお茶など水分を摂りながら食べることで満腹感が得られやすく、お通じの改善効果も高まる。

さつま芋を使ったスイーツのスイートポテトはケーキ類の中では美容力が高いので、どうしても洋菓子が食べたい時には選択肢に入れてほしい。

4.焼き栗
ナッツ類と同様に植物の種子である栗は、その実に発芽のエネルギーを蓄えており、高栄養な食べ物だ。焼き栗やゆで栗をおやつにつまめば、美容成分を摂取することができる。皮をむくひと手間も、食べすぎを防止し、少ない量でも満足することができる。

カリウムが豊富に含まれているので、体内の余計な水分の排出や、体内の塩分濃度を適切に保つ効果、また美肌に欠かせない食物繊維やビタミンCも含んでおり、さつま芋と同じくデンプン質に包まれているので、加熱による損失はそれほどない。

糖質、脂質、タンパク質のエネルギー代謝に必須のビタミンB群も豊富で、疲労回復に役立つビタミンB1、細胞の成長を促進し老化防止するビタミンB2、アミノ酸の合成や代謝に必要なビタミンB6、血を作る葉酸も含まれているので、貧血予防や葉酸を多く必要とする妊娠中の女性にも最適だ。

そして、渋皮にはタンニンが多く含まれている。渋皮煮以外では渋皮を食べることはあまりないが、タンニンは渋みの元となる成分で、緑茶やコーヒー、赤ワインにも含まれている。ポリフェノールの一種で強い抗酸化作用を持ち、アンチエイジングに効果が期待されている。

栗スイーツで人気のモンブランは、栗ペーストの部分よりも中の生クリームのほうが多いことがあるので、高カロリー、高脂肪といえる。スイートポテトかモンブランかの選択なら、前者を選ぶのがダイエット的には正解だ。

干し柿にはポリフェノールの一種であるタンニンも豊富に含まれているし、抗酸化作用があるため、アンチエイジングや美容効果が期待できる。

5.干し柿
もともと柿には豊富な栄養が含まれており、干すことでその成分が凝縮される。もちろん凝縮されるのは成分だけでなく甘味もひじょうに強くなるので、ダイエット中に甘いものを欲した時でも、ヘルシーながらも十分に満足することができる。糖質は高いが、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富なので、量にさえ気を付ければダイエットや美容の強い味方になってくれる。

食物繊維が多いほか、ミネラルはマンガンやカリウムが豊富に含まれている。マンガンは骨の形成や代謝、酵素の活性化に関係し、カリウムはむくみの解消に役立つ。生の柿はビタミンCが豊富で、サイズの大きい柿であれば1個で1日の必要量が補えるほどだが、干し柿に加工すると大きく失われてしまう。だが、その代わりに増加するのがβ(ベータ)カロテンで、干し柿にすることで、3倍以上になる。

βカロテンは体の錆び付き防止作用がひじょうに高く、美容や健康の維持に活躍する成分だ。体内に入ると必要量がビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を健康に保つ作用、視覚の正常化などの役割も果たす。干し柿にはポリフェノールの一種であるタンニンも豊富に含まれている。抗酸化作用があるため、アンチエイジングや美容効果も期待できる。

カロリーは1個あたり約100キロカロリーなので、おやつに食べるなら1個までにし、温かいお茶などの水分と一緒に食べるようにしたい。

今回、紹介したものは、どれもダイエットに必須の食物繊維やビタミン、ミネラルがたっぷり含まれている。こうしたスイーツなら毎日食べても太らないということではなく、あくまでも量や頻度には注意が必要で、食べるタイミングは夕食後がもっとも太りやすいので、ランチ後やおやつとして食べてほしい。間食を取り入れることで食事のドカ食いを防ぎ、足りていない栄養を補うものと捉えたい。