サニーヘルス、栄養素の豊富なレモン飲料水でダイエット促進を

【銀座新聞ニュース=2021年11月27日】健康食品、美容商品、化粧品などの販売会社、サニーヘルス(中央区晴海1-8-11、晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーY、03-6701-3000)はこのほど、レポート「やせホルモン分泌効果が!?レモンダイエットの効果とは」を発表した。

ビタミンCはコラーゲンの合成に必要で肌の弾力のもととなるほか、ストレスから体を守る働きもある。

秋になり、暑さが和らぎ、食欲は増し、そこへおいしい秋の味覚が加わるのだから、このシーズンは太りやすい時期といって間違いないだろう。だからといって、ダイエットを諦めたくない!そんな人は、今が旬の国産レモンを取り入れてみてはいかがだろうか。

レモンは夏のイメージが強いものの、実は国産のものは秋から冬が旬だ。外国産のレモンは年中出回っているが、皮ごと使うなら安心、安全で味もおいしい旬の国産レモンを選びたいところ。

レモンには食欲を抑える効果や、食べても太りにくい体質づくり、さらに美肌効果や病気に負けないコンディションづくりなど、美容や健康にもよいことばかり!レモンにはどのような効果があり、どのように取り入れればレモンの効果を享受できるのかを解説しよう。

●レモンの栄養素と美容、ダイエット効果

1)美肌を作るビタミンC
レモンの栄養素といえば「ビタミンC」が知られているように、可食部100グラムあたり100ミリグラム、果汁100ミリリットルあたり50ミリグラムが含まれている。

これは食べられる部分や絞った果汁の量だが、レモンまるごと1個の重量はおよそ120グラムで、それに含まれる果汁は40ミリリットル(30%)ほど。このため、レモン1個あたりのビタミンCは20ミリグラムということになる。

ビタミンCはコラーゲンの合成に必要で、肌の弾力のもととなるほか、ストレスから体を守る働きをする。抗酸化作用があり、活性酸素を除去し、体の錆びつき予防にも効果がある。また、肌のシミやしわのケアや、傷や炎症の治りをよくする効果もある。ビタミンCは水溶性で熱に弱い性質があるので、非加熱で食べるとより効果的に摂取できる。

2)むくみの解消に!カリウム
カリウムは体の塩分と水分のバランスを保ち、余計な塩分を排出する作用があるので、むくみの解消効果がある。正常な血圧を保つ効果があることから、高血圧予防にも効果が期待できる。

3)血糖値の上昇を緩やかにし、脂肪の蓄積を阻止
最新の研究で、レモン果汁を食事前に摂ると、食後の血糖値の上昇を抑えることができるという結果が報告されている。

食事から摂取した糖質は体内に入ると分解されてブドウ糖になり、血液に入って血糖となる。食後に血糖値が上昇するとインスリンが分泌されて、ブドウ糖はエネルギー源として全身へ運ばれる、使われずに余ったブドウ糖は中性脂肪となって体に蓄えられてしまう。

血糖値の上昇が緩やかであれば、ブドウ糖が中性脂肪に変わるのを防ぐ効果がある。レモンに含まれるクエン酸やポリフェノールの作用によるものだと考えられている。

4)やせホルモン活性化

レモンには脂肪を燃焼させる働きがある「アディポネクチン」というホルモンが含まれている。

脂肪を燃焼させる働きがある「アディポネクチン」というホルモンがあり、「やせホルモン」といわれている。レモンの摂取量が多い人ほどアディポネクチン濃度が高く、このホルモンの分泌量が多いと運動をしたのと同じ脂肪燃焼効果が得られる。アディポネクチンは肥満になるほど分泌が減り、特に内臓脂肪が多くなるほど分泌量が減ることが分かっている。

5)クエン酸が代謝をサポート
クエン酸はレモンに含まれる酸味成分で、クエン酸は疲労物質である乳酸を分解する作用や、体のエネルギー代謝を行うために必要とされている。

これらは「クエン酸サイクル」と呼ばれ、これが潤滑に回っていないと糖質や脂質の代謝がスムーズに行われず、また、乳酸が溜まるなど、やせにくくなったり、疲れが取れなかったりといった症状が現れる。

クエン酸サイクルが潤滑になれば、エネルギーが効率よく消費されるようになる。つまり、脂肪燃焼量があがり、太りにくく、ダイエットしやすい体になる。疲労感の解消にも効果的だ。

6)リモネン
第7の栄養素と言われるフィトケミカル(微量栄養素)の1つである「リモネン」は、レモンのフレッシュなよい香りのもとになっている成分だ。

アロマセラピーでは、かんきつ系の精油がダイエットに効果的とされており、これはリモネンが血行を促進させる作用や、交感神経を活性化させ、脂肪を分解する働きがあるため。リラックス効果もある。

●レモンダイエットの方法

レモンは肝機能を活発にさせ老廃物や有害物質のデトックスを促進してくれる。ホットレモンウォーターならレモンのダイエット効果が得られる。

1)朝や食前、食中にホットレモンウォーター
白湯にレモン汁を加えたホットレモンウォーターは、上記のレモンのダイエット効果が得られるほか、肝機能を活発にする作用があり、老廃物や有害物質のデトックスを促進してくれる。

内臓が温まり、血流促進、胃腸の機能がよくなり、腸のぜん動運動も促進させてくれる。朝の起き抜けや、食事の前、食事中に飲むといい。作り方は以下の通り。

分量はレモン1/2個または市販のレモン汁大さじ1、白湯マグカップ1杯(180cc程度)。

熱々のお湯ではなく、50度から60度ほどの冷ましたお湯を使う。そこにレモンを絞るだけ。ビタミンCは熱に弱いが、高い温度に長時間晒されなければ損失は多くはない。酸味が苦手な人は、はちみつを入れると飲みやすくなる。お好みでシナモンパウダーやショウガを入れれば、より体がポカポカし、血の巡りがよくなる。毎回レモンを絞る手間を省きたい場合は、保存料無添加のレモン果汁100%を使うと便利だ。

2)皮ごとレモンウォーター

ワックスや防カビ剤不使用の国産レモンならではの使い方だ。無農薬のものなら、さらに安心できる。ミネラルウォーターまたは浄水に、輪切りにしたレモンを入れて2時間から3時間冷蔵庫で寝かせるだけで簡単に作ることができる。作った後は冷蔵庫で保存し、1日以内には飲みきるようにしたい。一度に大量に作るのではなく、飲み切れる分量だけを作るようにする。

ほんのり香りや味が付くので水だけを飲むよりも飲みやすくなり、ダイエット中に必要な「水をたくさん飲む」ということを無理なくおいしく叶えてくれ、もちろんレモンの有効成分も摂取することができる。水1リットルにレモン1個が目安だ。

3)レモンドレッシング
分量はエクストラバージンオリーブオイル大さじ2、レモン汁大さじ2、砂糖小さじ2、塩、こしょう少々。

これらをよく混ぜるだけ。生野菜や温野菜だけでなく、肉や魚にかけてもレモンの酸味がよく合う。1度にたくさん作ってストックしておくと便利だ。1週間を目安に使い切りたい。

揚げ物や焼き魚にそのまま絞るのもいいし、寄せ鍋にたっぷりの輪切りレモンをトッピングした「レモン鍋」も秋冬ならではの使い方!旬の国産レモンでダイエットを促進しよう。