サニーヘルス、「温活」で冷え性を克服し、やせ体質になる

【銀座新聞ニュース=2021年12月4日】健康食品、美容商品、化粧品などの販売会社、サニーヘルス(中央区晴海1-8-11、晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーY、03-6701-3000)はこのほど、レポート「過度なダイエットで冷え性に!その原因と解決法とは」を発表した。

冷え性は慢性的な頭痛や肩こり、便秘、関節痛を引き起こすほか、ひどくなると耳鳴りやしびれ、めまいなどの症状が現れることもある。

手足がいつも冷たい、厚着をしても寒い、布団に入ってもつま先がいつまでも冷たくて眠れないなど、冷え性に悩む人は多い。気にはなっても、なんとなく放っておきがちな体の冷えだが、単純に冷える、寒いだけではなく、冷え性は慢性的な頭痛や肩こり、便秘、関節痛を引き起こすほか、ひどくなると耳鳴りやしびれ、めまいなどの症状が現れることもある。放置すると太りやすい体質にもなってしまいう。今回は体が冷える理由と解決方法について解説する。

●冷える理由
1.女性
冷え性の人は、男性よりも女性のほうが圧倒的に多い。女性は筋肉量が少なく、熱を作り出す力が弱い上に、女性ホルモンの影響で自律神経の乱れが引き起こされ、冷え性になりやすいので注意が必要になる。

2.ストレスが多い
体は物理的に冷やされるということ以外にも、体のコンディションによっても冷えてしまう。体温調整には自律神経とホルモンが大きく関わっていて、これらのバランスを崩すのはやはりストレスになる。

自律神経には、交感神経と副交感神経があり、前者は日中など活発に活動している時に優位になり、後者は夜やリラックスしている時に働く神経だ。強いストレスを受けるとこれらのバランスが崩れ、血流の悪化や、体内酵素が活発に働かなくなるなど、平熱の低化にもつながる。

3.睡眠不足
睡眠不足や不規則な生活も、自律神経のバランスを崩す原因になる。夕方から夜間にかけては、人の体は本来は副交感神経が優位になる時間で、リラックスしてゆっくりと休むことが大切だ。

睡眠不足や不規則な生活も、自律神経のバランスを崩す原因になる。

4.体重が少ない
標準体重よりも体重が少ない人によくあるのが、指先やつま先などの末端冷え性だ。食事量が少なく、熱を作り出す材料が少ないことや、筋肉量が少ないことが原因で冷えてしまう。

5.水分不足
冷えとむくみの両方に悩む人も多い。これは実は原因は同じ。筋肉量の少なさと併せて、水分不足が考えられる。むくみは血流やリンパ液の流れが滞った状態なので、しっかり水分を補給して、流れをよくすることがポイントになる。

6.貧血
貧血は血液中の赤血球が少ない状態をいう。赤血球は酸素を運ぶ役目を担っているので、赤血球が少ない血液は酸素を運ぶ力が弱く、その結果として体が冷える状態を作ってしまう。

●冷えはどう解決する?

冷えを改善するには、内側からも外側からも体を温める「温活」をすることが大切だ。まず内側からの温活について説明しよう。

1.食生活
食生活では、温かい食べ物、飲み物を普段から摂るようにしたい。冷たい食べ物、飲み物が体を冷やすのは当然で、食事量が少ないことや、タンパク質の摂取量が少ない、不規則な生活で食生活が乱れがちなど、これらはすべて冷えの原因となり、やせるどころか肥満にもつながってしまう習慣だ。

食生活では、温かい食べ物、飲み物を普段から摂るようにしたい。

体を温める作用のある食品、血行をよくする食品を選び、温かい料理を食べることを意識的に行いたい。熱を産生する筋肉を作るもととなるタンパク質(魚、肉、卵)や、血液を作る鉄(レバー、赤身肉、貝類、小松菜など)は、毎日適量を摂るようにしよう。

「体を温める食べ物」
野菜なら、ねぎ、しょうが、にんにく、れんこん、ごぼう、にんじん、かぼちゃなど。
色の濃いものは小豆、紅茶、赤ワイン、黒ゴマ、黒豆、玄米など。
動物性食品はヒレやももなど赤身の肉、レバー、鮭、いわし、チーズなど。

2.入浴は40度から41度のお湯にゆっくり浸かる
次は外側からの温活も行う。全身を効率的に温めるには、お腹より下を中心に温めることだ。とくに、入浴はシャワーだけで済ませずに、温かいお風呂にゆっくり浸かり体を芯から温めよう。

熱いお湯に短時間浸かるのではなく、40度程度のお湯で半身浴をし、時間をかけて芯から体を温める。リラックスできて副交感神経が高まることによって、体を温める相乗効果が得られる。

3.服装
服装は薄着は厳禁で、女性はスカートよりもパンツスタイルのほうが温活になる。スカート派の人は、厚手のタイツやオーバーパンツを利用した。在宅時や就寝時には腹巻をつけるのも効果的といえる。お腹が冷えると全身への血流が悪くなり、特につま先など末端冷え性の人はお腹が冷えていることが多い。

中でも、脚への血流は必ずお腹を通過するので、脚が冷える人は脚そのものに加え、お腹も温めるとより効果的といえる。冷えの解消とともに、むくみの改善にもいい。

4.ストレスの緩和
ストレスや睡眠不足、不規則な生活は、自律神経のバランスを崩す原因にもなる。ストレスの緩和と体を温めることの両方に有効なのは、ハードではない適度な運動、腹式呼吸、温かいハーブティーを飲む、半身浴などだ。毎日の習慣にすることを意識してみてほしい。

冷えはやせにくく、太りやすい体質の原因にもなりがち。体温を維持することと基礎代謝には密接な関係があり、体温を高く保とうとすると、体はそれだけエネルギーを作り出す必要がある。このため、体温が高ければ基礎代謝は高くなり、その反対に体温が低いとは基礎代謝はそれにともない低くなる。やせ体質になるためには「温活」が大事ということなる。