蔦屋書店でオガワユウキ展、日本の四季、益田翔太がスカーフに

【銀座新聞ニュース=2021年12月26日】書店やレンタル店、フランチャイズ事業などを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(渋谷区南平台町16-17、渋谷ガーデンタワー)グループの銀座 蔦屋書店(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3575-7755)は12月26日から2022年1月30日まで6階でオガワユウキさんによる個展「いいモノといい旅。」展を開く。

銀座 蔦屋書店で12月26日から2022年1月30日まで開かれるオガワユウキさんの個展「いいモノといい旅。」展に出品される「Early morning shrine(アーリーモーニング・シュライン)2017」(2017年)。

今回は、写真家のオガワユウキさんが旅路の中で出会った伝統工芸品、2010年秋にスタートした益田翔太さんが主宰するファッションブランド「NoirFr(ノアファー)」とコラボした、日本の四季をスカーフにした「landscarf(ランドスカーフ)」を展示販売する。

オガワユウキさんは2015年からの「Travel Force(トラベル・フォース、旅力)」の活動を通じて、「美しきものを求め旅は続く」をメインテーマに、写真を中心に伝統工芸品などの多様な表現で発信してきた。

今回の展示では、日本に焦点を当て、「今だからこそ振り返る旅」をキーワードに、オガワユウキさんが全国を旅する中で心惹かれた景色の写真作品をはじめ、伝統工芸品やファッションを織り交ぜながら「美しきもの」を多様な形で表現した新作11点の写真作品を出品する。

また、オガワユウキさんが撮影した四季の中から、益田翔太さんが5点を選んで、丈夫なコットンとリネンを素材に選び、それぞれの作品の鮮やかさを引き出す配分で制作してスカーフにした「landscarf」を制作した。

さらに、オガワユウキさんが旅の中で見つけた、全国各地の4人の職人が手がけるプロダクト、南木曽のろくろ細工で仕上げられたスピーカー、博多織で作られたコサージュ、織鶴根付けなども特別販売する。

同じくオガワユウキさんが撮影した日本の四季をモチーフに益田翔太さんが作った「landscarf(ランドスカーフ)」。

オガワユウキさんは1986年静岡県生まれ、10代よりグラフィックデザインと写真を学び、2009年にフリーランスの写真家として独立、都内を中心に雑誌や広告などさまざまな仕事を経て、2015年に本当の“好き”を発信する「Travel Force(トラベル・フォース)」の活動を開始、国内外を旅する中で出会った伝統工芸品やファッションブランドの撮影などを通じ、古きよき日本の心や、残すべき未来のカタチを、写真を中心に多様な方法で発信を続けている。

開場時間は10時30分から22時30分(最終日は20時)まで。入場は無料。「landscarf」は1点1万1000円(税込)。5種類ある。