志門で「ドローイング」大賞、準大賞、入選展、辻野栄一、加藤力ら

【銀座新聞ニュース=2022年1月17日】ギャルリー志門(中央区銀座6-13-7、新保ビル、03-3541-2511)は1月17日から29日まで「Walk the Line 7-線に生きる作家たち」を開いている。

ギャルリー志門で1月17日から29日まで開かれている「Walk the Line(ウォークザライン)7-線に生きる作家たち」のフライヤー。

「ドローイングとは何か」は審査員で美術評論家の金沢毅さんが中心になって、「ドローイング」を完成された線描画とし、習作や下絵と一線を画した作品を発表する場を公募展として立ち上げ、2010年からはじめ、2021年が10回目になる。

「ドローイング」とは本来、絵の具で面を塗る「ペンチュール(peinture)」とは対照的な画法で、線画、線描画を意味するが、日本の現代美術界では、紙に描いた習作や下絵を「ドローイング」と称することがある。金沢毅さんは「ドローイング」を完成された線描画としてとらえている。

今回は1月17日から22日を前期、24日から29日を後期と分けて、全体で大賞、準大賞、入選34人が新作を展示する。

出品するのは、前期が第10回に入選した相沢克人さん、第2回に入選した安藤光さん、第7回に準大賞を受賞した磯崎式子さん、第3回に入選した井上新之介さん、第10回に入選した金本綾子さん、第9回、第10回に入選した鎌田りんさん、第10回に入選した小泉東一郎さん、第10回に入選した小枝真紀さん、第8回に入選した小能一樹さん。

第7回に準大賞を受賞した清野和正さん、第10回に入選した田中ゆかりさん、第4回に大賞を受賞した辻野栄一さん、第4回に入選した富山恵美子さん、第3回に準大賞を受賞した原透さん、第10回に入選した松澤一也さん、第9回に入選した村田理紗さん、第10回に入選した和田真希さん。

後期が第9回に入選した大西美汐さん、第2回に入選した大本幸大さん、第6回に入選した大家泰仁さん、第7回に入選した小倉孝夫さん、第8回で大賞を受賞した加藤力さん、第9回に入選した門谷京子さん、第9回に入選した河西紀亮さん、第5回に準大賞を受賞した河原明子さん、第9回に入選した近藤智枝さん。

第8回に入選した杉木奈美さん、第4回に入選した関水由美子さん、第8回、第9回、第10回に入選した多田吉民さん、第5回に準大賞、第9回に入選した中村綾乃さん、第10回に入選した畑山綾太郎さん、第2回に奨励賞を受賞した細木るみ子さん、第8回に入選した山田琢矢さん、第3回、第5回に入選、第6回に準大賞を受賞した山村まゆ子さん。

開場時間は11時から19時(最終日は17時)、入場は無料。