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【銀座新聞ニュース=2012年9月6日】東京都や千代田区などで構成される「ベンチアートイン（in）丸の内実行委員会」は9月6日から10月14日まで丸の内、有楽町地区で「ベンチアートイ

10月14日まで開催している「ベンチアートイン丸の内」の除幕式に出席した左から仮面ライダー、トリンドル玲奈さん、丸の内商店会会長の岩田研一さん、山田五郎さん。

ン（in）丸の内」を開催している。
初日の9月6日12時10分から丸ビル（千代田区丸の内2-4-1、03-5218-5100）1階マルキューブで除幕式を開催し、今回のイベントを企画したフリーの編集者、評論家、コラムニストの山田五郎（やまだ・ごろう）さんとオーストリア人の父親と日本人の母親とのハーフのモデル、トリンドル玲奈（とりんどる・れいな）さんが展示作品8体を紹介した。除幕式には丸の内商店会の会長、岩田研一（いわた・けんいち）さんと仮面ライダーも出席した。

「ベンチアートイン丸の内」は2002年に開業した丸ビルと丸の内エリアに出店する約500店で構成される「丸の内商店会」結成して以来、それぞれ10周年を迎えたのを記念したイベントで、有楽町と大手町をつなぐ約1.2キロの丸の内仲通りを中心に、歴史の著名人などをモチーフにしたブロンズ像をベンチに置いて飾るというものだ。

今回、ブロンズ像に取り上げられた人物は、歴史上の人物がユダヤ系ドイツ人で理論物理学者、1921年にノーベル物理学賞を受賞したアルベルト・アインシュタイン（Albert Einstein、1879-1955）、イギリス人俳優で「喜劇王」のチャールズ・チャップリン（Charles S.Chaplin、1889-1977）、イギリス人建築家で岩崎弥之助（いわさき・やのすけ、1851-1908）深川邸洋館（現清澄公園内）、三菱一号館、岩崎弥之助高輪邸（現三菱開東閣）などを設計したジョサイア・コンドル（Josiah Conder、1852-1920年）。

土佐藩郷士で、近代的な商社のはしりとされる「海援隊」（旧亀山社中）を創業した坂本龍馬（さかもと・りょうま、1836-1867）、薩摩藩士で、「維新の三傑」といわれた西郷隆盛（さいごう・たかもり、1823-1877）、江戸幕府を開いた徳川家康（とくがわ・いえやす、1543-1616）、建築家で日本銀行本店、国技館、中央停車場（現東京駅、東京ステーションホテル）などを設計した辰野金吾（たつの・きんご、1854-1919）。

スポーツ選手が1991年生まれのプロゴルファー、石川遼（いしかわ・りょう）さん、1988年生まれの卓球選手、福原愛（ふくはら・あい）さん、プロレスラーのジャイアント馬場（じゃいあんと・ばば、1938-1999）、1985年モンゴル生まれの大相撲力士で横綱の白鵬（はくほう）さん、1974年生まれのプロ野球選手、松井秀喜（まつい・ひでき）さん。

タレントが195年生まれ、タレントの所ジョージ（ところ・じょうじ）さん、1982年生まれの俳優、小栗旬（おぐり・しゅん）さん、2004年生まれのタレント、芦田愛菜（あしだ・まな）さん、2004年生まれのタレント、鈴木福（すずき・ふく）さん、歌手で国民栄誉賞を受賞した美空ひばり（みそら・ひばり、1937-1989）。

キャラクターがタカラ（現タカラトミー）の着せ替え人形、リカちゃんと仮面ライダー1号。その他が宝塚歌劇団。

丸ビルは1923年に桜井小太郎（さくらい・こたろう、1870-1853）の設計で東京駅前に建てられた地上9階、地下1階のビルで、昭和戦前期で最大のビルであり、「東洋一のビル」といわれた。老朽化により、1999年に取り壊され、2002年に高さ179.2メートルの新「丸ビル」が竣工した。