越後屋でさん生、甚語楼、わさびが新年寄席、大じゃんけん大会も

【銀座新聞ニュース=2013年1月9日】「無識庵 越後屋」(北区王子本町1-21-4、03-3900-5904)は1月10日19時から柳家さん生さんらによる「第174回越後屋寄席」を開催する。

落語家 柳家さん生

無識庵 越後屋で1月10日に開催される「第174回越後屋寄席」に出演する柳家さん生さん。

1908(明治41)年創業の老舗のそば屋「無識庵 越後屋」が奇数月の第2木曜日に催している寄席で、今回も真打の柳家さん生(やなぎや・さんしょう)さん、真打の柳家甚語楼(やなぎや・じんごろう)さん、二つ目の柳家(やなぎや)わさびさんが出演する。今回は新年第1回目にあたり、「大じゃんけん大会」を開催し、噺家てぬぐいなどがもらえる。

「無識庵 越後屋」は2008年9月に3代目の坂場正則(さかば・まさのり)が亡くなり、息子の坂場正康(さかば・まさやす)さんが4代目に就任している。

柳家さん生さんは1957年富山県富山市生まれ、1977年に日本大学芸術学部を中退、柳家小満ん(やなぎや・こまん)さんに入門、前座名を「柳家小勇(やなぎや・こゆう)」と名乗り、1982年「二つ目」に昇進、1993年に「真打」に昇進、「柳家さん生」に改名した。

ウィキペディアなどによると、柳家甚語楼さんは1968年埼玉県上尾市生まれ、早稲田大学落語研究会出身、1993年に柳家権太楼(やなぎ・ごんたろう)さんに入門、前座名は「柳家太一(やなぎや・たいち)」、1997年に「二つ目」に昇進、「柳家さん光(やなぎや・さんこう)」に改名、2006年に「真打」に昇進、3代目「柳家甚語楼」を襲名した。落語協会所属の若手7人の落語家ユニット「大江戸台風族」のメンバーでもある。

柳家わさびさんは1980年東京都生まれ、柳家さん生さんに入門、前座名「生ねん」、2008年に「二つ目」に昇進、「わさび」に改名した。

時間は19時から21時ころまで、料金は手打ちそばがついて3000円。予約、問い合わせは越後屋(03-3900-5904)まで。