丸善日本橋でアイルランドフェア

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【銀座新聞ニュース=2013年3月11日】丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は3月13日から19日まで3階提案コーナーで「アイルランドフェア」を開催する。

丸善・日本橋店で3月13日から19日まで開催される「アイルランドフェア」で紹介されるアイルランドの風景。

アイルランド政府商務庁(千代田区麹町2-10-7、アイルランドハウス、03-3263-0611)がアイルランドを紹介するためのイベントで、最高級素材のアイリッシュリネン、毛などの衣料品から陶器、アクセサリー、バッグ、小物雑貨までアイルランド製品を展示する。

ウイキペディアによると、アイルランドは1922年にイギリス連邦内の自治領として発足(北アイルランドはイギリス領にとどまる)、1949年に共和制を宣言し、イギリス連邦を離脱し、1973年にECに加盟、1998年に北アイルランドとの和平合意が成立し、1999年にユーロ導入(ユーロ創設メンバー)している。現在、人口が459万人、GDPが2128億ドル(2011年、約21兆2800億円)となっている。

アイルランドは紀元前265年頃にヨーロッパ大陸よりケルト人の渡来が始まり、5世紀ごろにキリスト教が布教され、8世紀末頃にノルマン人(バイキング)の侵入が始まり、1014年にアイルランド上王 (High King) ブライアン・ボルー(Brian Boru、ブリアン・ボルーとも、941-1014)がバイキングを破り、これ以降、バイキングの侵入が収束した。

1169年にノルマン人の侵攻が始まり、1171年に諸豪族がイングランド王ヘンリー2世(Henry2、1133-1189)の支配下に下り、1541年にイングランド王ヘンリー8世(Henry8、1491-1547)がアイルランド王を自称し、これ以降、イングランドからの入植者が増えた。1652年に護国卿オリバー・クロムウェル(Oliver Cromwe2、1599-1658)がアイルランドを侵略、事実上植民地化した。これ以後、正式な移民が始まる。

1801年にグレートブリテン王国とアイルランド王国が合併し、実質的にイギリスにより、アイルランドが併合された。1840年代後半にジャガイモの不作が数年続き大飢きんとなり(ジャガイモ飢きん)、これにより、多くのアイルランド人がアメリカへ移住した。1840年は800万人の人口が1911年に440万人にまで減少している。1914年にアイルランド自治法が成立するも第1次世界大戦勃発を理由に自治が保留される。1922年にアイルランド自由国が成立、イギリスの自治領となるも、北部アルスター地方の6州は北アイルランドとしてイギリスに留まり、これによりアイルランド内戦へと発展する。

1931年にイギリスと対等な主権国家となり、1937年に新憲法を施行、国号をアイルランドと改め、1938年にイギリスが独立を承認、イギリス連邦内の共和国となる。1949年にイギリス連邦を離脱、完全な共和制に移行、1998年にベルファスト合意が成立し、直後の国民投票により北アイルランド6州の領有権を放棄した。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は17時)まで。入場は無料。