TASAKIがさくらゴールド素材の結婚指輪

【銀座新聞ニュース=2012年1月25日】TASAKI(田崎真珠、中央区銀座5-7-5、03-3289-1111)は2月1日にオリジナル素材の「さくら(SAKURA)ゴールド」を使用した結婚用指輪「ラベッロ」を発売する。

TASAKIが2011年春に独自開発した「さくら(SAKURA)ゴールド」は白にわずかに紅を刺したようなピンク色の桜をイメージしたゴールド素材で、2011年3月に「うらら(ulala)」シリーズの指輪、ペンダントなどを商品化した。

これに続く第2弾が「ラベッロ(labello)」で、「ラベッロ」は2010年冬に発売したシリーズで、今回は「さくらゴールド」を使い、「ふくよかな花びらを連想させる流動的なフォルムのデザイン」の結婚用指輪を販売する。

3月1日に発売するのが「ピアノ(piano)」で、「ピアノの旋律のような澄んだ音色のイメージを基調としたデザイン」の結婚用指輪という。

希望価格は「ラベッロ」がダイヤモンドも飾られたタイプで、ダイヤモンド0.01カラットで9万300円、1カラットで234万1500円から。「ピアノ」がダイヤモンドなしが11万5500円、ダイヤモンドが飾られると25万2000円から。

スウィングシティで北村英治、野村佳乃子らがラストライブ

【銀座新聞ニュース=2012年1月26日】二條(中央区銀座西 2-2、銀座インズ2-2階)が運営する銀座スウィングシティ(中央区銀座6-12-2、東京銀座ビル1階、03-3575-0419)は1月31日に北村英治さんと野村佳乃子さんによる「グッドバイ・スウィングシティ(Good‐Bye SwingCity)」を開催する。

1月31日をもって閉店する銀座スウィングシティでクラリネット奏者の北村英治(きたむら・えいじ)さんとボーカルの野村佳乃子(のむら・かのこ)さんが「北村英治スーパーカルテット」とともに最後のジャズライブを開く。

「北村英治スーパーカルテット」は北村英治さんのほか、ピアノの高浜和英(たかはま・かずひで)さん、ベースの小林真人(こばやし・まさと)さん、ドラムの八城邦義(やしろ・くによし)さんで構成されている。

銀座スウィングシティは1992年に開店したが、長年、銀座スウィングを中心にライブ活動をしてきた82歳の北村英治さんが最後を飾る。

北村英治さんは1929年東京都生まれ、慶応大学在学中にクラリネットを学び、1951年に「南部三郎(なんぶ・さぶろう)クインテット」でデビュー、 1954年に自らのバンドを結成、1977年からアメリカのモンタレージャズ祭に出演した。

以降、1994年まで連続18回と1996年に出演した。1991年から2000年までアメリカ・ロサンゼルスで「L.A.インターナショナル・ジャズパーティ」を開いた。2007年に旭日小綬章を受章している。現在、有限会社「スイングエイジ」代表取締役社長。

野村佳乃子さんは多摩美術大学を卒業、在学中にジャズの楽しさに目覚め、1993年から1998年までアメリカのカンザス・シティ・スタイルのバンド「スウィング・デビルズ(SWING DEVILS)」の専属歌手として活動、2000年に上海和平飯店で戦後初の外国人歌手として出演、2008年にスペイン・サマランカで公演、同年にアメリカ・ニューヨークでギター奏者のレス・ポール(Les Paul、1915-2009)のステージに参加している。

高浜和英さんは1955年福井県あわら市生まれ、小学校時代にピアノを習い、10代半ばにアマチュアロックバンドでギターやベースを演奏、1975年に赤坂プリンスホテルでデビュー、1983年にジャズコーラスグループ「ロミ&ジョーカーズ」としてレコードデビュー(1996年に解散)、コーラス・アレン ジ、コーラス、ピアノを担当し、1986年に第2回日本ジャズボーカル賞新人賞を受賞、現在、北村英治さんらのバンドで演奏している。

小林真人さんは1957年東京都生まれ、早大ニューオーリンズジャズクラブでベースをはじめ、「三上和彦(みかみ・かずひこ)グループ」でプロとしてスタートし、1983年にアメリカにわたり、多くの演奏会に出演し、帰国後、「外山喜雄とデキシーセインツ」に参加、東京ディズニーランドを中心に演奏し、その後、独立し、オランダの「プレダ・ジャズ祭」や神戸ジャズストリートなどに出演している。

八城邦義さんは1959年東京都生まれ、中学在学中よりジャズドラムをはじめ、17歳でプロデビュー、父親でジャズピアノ奏者の八城一夫(やしろ・かずお、1930-1991)のトリオをはじめ、多くのバンドで演奏し、1996年に「北村英治スーパークインテット」として、モンタレー・ジャズフェスティバルに出演している。

開演時間は18時45分から。音楽チャージは会員2620円、同伴3680円、一般4730円。ウイスキーボトルをキープすると自動的に会員になれ、2月1日以降は銀座スウィングで利用できる。ただし、すでに満席になっている。

三越の飾り窓に飯沼英樹、河野愛らがアート、競売、バスツアーも

【銀座新聞ニュース=2012年1月26日】三越伊勢丹(新宿区新宿3-14-1)は2月1日から日本橋三越本店(中央区日本橋室町1-4-1、03-3241-3311)と銀座三越(中央区銀座4-6-16、03-3562-1111)のショーウィンドウで「第1回キス・ザ・ハート(KISS THE HEART♯1)」を開催する。

アートフェア「トウキョウ・フロントライン(TOKYO FRONTLINE)」と共同で、アートを通じて東日本大震災の復興を支援するのが目的で、彫刻家の飯沼英樹(いいぬま・ひでき)さんや写真家の長浜徹(ながはま・とおる)さんら23人が伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、銀座三越のショーウィンドウに作品を飾り、3月4日に銀座三越でオークション方式で作品を販売する。

オークションによる売上額は消費税分を除いて、全額を東北芸術工科大学と京都造形芸術大学が共同で行う東日本復興支援事業「こども芸術の家プロジェクト」に寄付する。三越伊勢丹は3年間、この「キス・ザ・ハート」を続ける予定としている。

「トウキョウ・フロントライン」は京都造形芸術大学教授の後藤繁雄(ごとう・しげお)さんが中心になって、35人の作家が参加して、2011年2月から毎年「3331 アーツ・チヨダ(Arts Chiyoda)」(千代田区外神田6-11-14)を会場にして「アートフェア」を開くために集まったグループだ。

「こども芸術の家プロジェクト」は、被災地の子どもたちに芸術する心(想像力と創造力)を育むプログラムをこんご10年間にわたり、無償で提供していく事業で、2012年4月からスタートする。

今回は、「トウキョウ・フロントライン」が企画して、2月1日から2月27日まで伊勢丹新宿店と日本橋三越本店で、2月1日から2月26日まで銀座三越で、ショーウィンドウに22人が作品を発表し、うち21点をオークションで販売する。

参加するのは伊勢丹新宿店が台湾の張騰遠(ちゃん・てんゆあん)さん、台湾の陳敬元(ちぇん・ちんゆあん)さん、韓国のヒョンギョン(ひょんぎょん)さん、飯沼英樹さん、神馬啓佑(じんば・けいすけ)さん。

川久保ジョイ(かわくぼ・じょい)さん、真鍋大度(まなべ・だいと)さん、石橋素(いしばし・もとい)さん、長浜徹さん、ナクヨン・スン(なくよん・すん)さん、ナクへ・スン(なくへ・すん)さん、うつゆみこ(うつ・ゆみこ)さん、河野愛(かわの・あい)さん。

銀座三越はヤノベケンジ(矢延憲司=やのべ・けんじ)さん、ジュナイダ( Junaida)さん、緒方範人(おがた・のりと)さん、中国の孫浚良(れす・そん)さん、桑久保徹(くわくぼ・とおる)さん。

日本橋三越本店は池添彰(いけぞえ・あきら)さん、寒川裕人(かんがわ・ゆうじん)さん、小室貴裕(こむろ・たかひろ)さん、小牟田悠介(こむた・ゆうすけ)さん、小山泰介(こやま・たいすけ)さん、植松琢磨(うえまつ・たくや)さん、村山圭(むらやま・けい)さん。

このうち、ヤノベケンジさんと村山圭さんは作品を販売しない。

2月11日は1954年大阪府生まれ、編集者、クリエイティブ・ディレクターの後藤繁雄さんと1963年東京都生まれ、社会人で300点以上の現代美術品を収集する宮津大輔(みやつ・だいすけ)さんが伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、銀座三越のショーウィンドウに飾られている作品を説明するバスツアーを開催する。

13時から銀座三越、日本橋三越本店、伊勢丹新宿店ルートを回るコースと17時30分から伊勢丹新宿店から日本橋三越本店、銀座三越ルートを案内するコースがあり、いずれも所要時間はおよそ3時30分。定員はそれぞれ30人で、参加費は無料。伊勢丹と三越のホームページで2月4日まで募集している。

3月4日18時から銀座三越9階銀座テラスで、作品21点のチャリティオークションを開催する。参加するには事前の登録が必要で、伊勢丹と三越のホームページで2月1日から2月19日まで募集する。定員は60人で、1人の同伴が可能としている。オークションにかける作品は2月29日から3月3日まで銀座テラスに展示する。

営業時間が伊勢丹新宿店が10時から20時、日本橋三越本店が10時から19時、銀座三越が10時から20時。ただし、各店とも2月は日によって開店、閉店の時間が変更されたり、休業することもある。

丸善丸の内で中島潔初の新作展、サイン会も

【銀座新聞ニュース=2012年1月25日】丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は1月25日から1月31日まで4階ギャラリーで中島潔さんによる「新作展-新しい風」を開催する。

丸善が「風の画家」と呼ばれる中島潔(なかしま・きよし)さんの作品を展示販売するようになって17年目にして初めて、中島潔さんの未公開の新作を展示する。

中島潔さんは2010年に清水寺成就院にふすま絵46枚を奉納し、「必死に走った5年間が過ぎ、周りを見回すと、見慣れたいつもの景色がありました。しかし、そこに吹き抜ける風は違っていました。懐かしいようで見たこともない、新しい風でした」としており、清水寺成就院にふすま絵完成後の心境を新作で表現している。

中島潔さんは1943年満州(現奉天)生まれ、佐賀県育ちで、高校卒業後、伊豆下田の金鉱で温泉掘りとして働きながら、絵を独学、その後、上京して広告の世界に入り、アートディレクターとして活動し、1971年にフランス・パリにわたり、勝手に美術学校にもぐりこんで学び、1976年に独立し、絵画の制作に専念した。

1982年にNHK「みんなのうた」の中の「かんかんからす」のイメージ画が話題となり、同年に初の個展を開いた。1987年にボローニャ国際児童図書展でグラフィック賞を受賞、1990年に中国文化庁の招きで、海外初の個展を北京の故宮で開催、1998年に画業30年を記念して「源氏物語五十四帖」を発表した。

2003年にフランスにわたり、絵を制作、同年に「童画でつづる30年史」展を全国で開催、2010年に京都・清水寺成就院に「生命の無常と輝き」ふすま絵46枚を奉納、同年10月に佐賀新聞文化賞を受賞した。また、NHKが1996年に雑誌「ラジオ深夜便」を創刊(創刊時は季刊誌、1998年に隔月刊誌、2003年から月刊誌)して以来、現在まで表紙絵を描き続けている。

1月29日14時から中島潔さんのサイン会を開催する。会期中、会場で画集、額絵、カレンダーを購入すると、先着100人まで整理券がもらえる。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)で、入場は無料。

銀座わしたで沖縄出身の「ズカン」がミニライブ

【銀座新聞ニュース=2012年1月24日】沖縄県物産公社(沖縄県那覇市字小禄1831-1、098-859-4147)が運営する銀座わしたショップ(中央区銀座1-3-9、マルイト銀座ビル、03-3535-6991)は2月5日16時から「ズカン(ZUKAN)」によるミニライブを開催する。

沖縄県国頭郡(くにがみぐん)出身の5人組バンド「ズカン(ZUKAN)」が2月4日の東京での公演に続いて、銀座で無料ライブを開く。「ズカン」は保育士や役場職員、農業などの仕事をしながら演奏活動を展開しており、国頭郡金武町(きんちょう)に暮らし、地元の名物「タコライス」を超える「オキナワ名物」をめざして活動している。

「ズカン」は国頭郡金武町(きんちょう)出身で、保育士のボーカルのじゅんぼさん、金武町出身で、ボーカルとギター奏者のともやさん、宜野座村(ぎのざそん)出身で、ギター奏者のマコトさん、金武町出身でベース奏者のモーリさんの4人で2006年に結成した。その後、金武町出身で、ドラム奏者のノブ(NOB)さんが加わり、5人で活動している。

2006年7月に北谷町の「シーポートちゃたんカーニバル」のバンドコンテストでグランプリ、2007年に沖縄限定CD「ズカン(ZUKAN).ep」を発売し、2008年にシングル「ハイジ」でメジャーデビュー、2009年に最初のアルバム「ゴールド(GOLD)」を発売し、映画「南の島のフリムン」に出演し、「ハイジ」が映画のテーマ曲に採用された。

2010年に2枚目のアルバム「ワイワールド」、金武町商工会から「タコライス大使」に任命され、2011年に3枚目のアルバム「リトル・ハピネス(little happiness)」を発売した。

時間は16時から、入場は無料。

「ズカン」は2月4日に「ザーザズー代々木(Zher the ZOO YOYOGI)」(渋谷区代々木1-30-1、03-5358-4491)で「ズカン・ライブ(ZUKAN live)2012東京スカイツリーを見に来ました」を開催する。