ミシュラン東京、3つ星虎白が昇格し13店、ラーメン蔦が初星

【銀座新聞ニュース=2015年12月2日】フランスの大手タイヤメーカー、日本ミシュランタイヤ(新宿区西新宿3-7-1、新宿パークタワー)はこのほど、「ミシュランガイド東京2016」を発表した。

東京地区のレストラン、料理店を格付けする「ミシュランガイド東京2016」は2014年(2015年版)に続いて東京地区に限定し、掲載されている星付き店舗数が217店(2014年が226店、2013年は「ミシュランガイド東京・横浜・湘南2014年版」で281店)と2年続けて減少した。

他方で「星は付かないけれどもコストパフォーマンスの高い食事を提供する調査員おすすめのレストラン」で5000円以下で提供する店という2013年(2014年版)から導入した新しいジャンル「ビブグルマン」は、新たにインド料理、カレー、韓国料理、ぎょうざ、スペイン料理、タイ料理、中華料理、ベトナム料理、ペルー料理、ポルトガル料理、ロシア料理を加え、35種類で343店(2014年325店、2013年が157店)と増えている。

内訳は3つ星が13店(2014年12店、2013年が14店、東京地区が13店)と4年ぶりに増加し、2つ星が51店(2014年53店、2013年59店)で2店減り、1つ星が153店(2014年161店、2013年208店)と8店減り、3年連続で減少している。

3つ星では2014年版で2つ星だった日本料理の「虎白(こはく)」(新宿区神楽坂3-4、03-5225-0807)が昇格した。また、ラーメン店の「蔦」(豊島区巣鴨1-14-1、03-3943-1007)が「ビブグルマン」から1つ星に昇格した。ラーメン店がミシュランで星を取得するのは初めてとしている。

「ミシュランガイド東京」は2007年から「2008年版」が刊行され、掲載された150店(3つ星8店、2つ星25店、1つ星117店)がすべて星つきで、2008年の「2009年版」では173店(3つ星9店、2つ星36店、1つ星128店)に増え、2009年の「2010年版」では197店(3つ星11店、2つ星42店、1つ星144店)と増えた。

2010年の「2011年版」では266店(3つ星14店、2つ星54店、1つ星198店)となり、2011年の「2012年版」では292店(3つ星17店、2つ星57店、1つ星219店)といずれの格付けでも増えてきたが、2012年の「2013年版」で286店(3つ星15店、2つ星57店、1つ星214店)と初めて前年よりも2つ星を除いて減少し、2013年の「2014年版」でも281店(3つ星が14店、2つ星が59店、1つ星が208店)と前年よりも減り、2014年の「2015年版」でも226店(3つ星が12店、2つ星が53店、1つ星が161店)と減り続けている。

今回、3つ星店は日本料理の「麻布 幸村」(港区麻布十番1-5-5、03-5772-1610)、日本料理の「石かわ」(新宿区神楽坂5−37、高村ビル、03-5225-0173)、ふぐ料理の「臼杵ふぐ山田屋」(港区西麻布4-11-14、03-3499-5501)、新日本料理の「えさき」(渋谷区神宮前3-39-9、ヒルズ青山、03-3408-5056)。

日本料理の「かんだ」(港区元麻布3-6-34、カーム元麻布、03-5786-0150)、現代風フランス料理の「カンテサンス」(品川区北品川6−7−29、ガーデンシティ品川御殿山、03-6277-0485)、現代風フランス料理の「ジョエル・ロブション」(目黒区三田1-13-1、恵比寿ガーデンプレイス、03-5424-1347)、寿司の「すきやばし次郎本店」(中央区銀座4-2-15、03-3535-3600)。

寿司の「鮨 よしたけ」(中央区銀座8-7-19、すずりゅうビル、03-6253-7331)、新日本料理の「龍吟」(港区六本木7-17−24、03-3423-8006)、寿司の「鮨 さいとう」(港区六本木1-4-5、アークヒルズサウスタワー、03-3589-4412)と日本料理の「まき村」(品川区南大井3-11-5、03-3768-6388)と「虎白」だ。

「ミシュランガイド東京」は2007年に「2008年版」を刊行し、2010年から「ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉2011」になり、2011年から「ミシュランガイド東京・横浜・湘南2012」と対象地区を広げてきたが、2014年の「2015年版」から2010年版以来5年ぶりに元に戻し、対象地域は2015年の「2016年版」には東京23区まで広げている。

ミシュランでは世界で同一基準を採用しており、1)素材の質、2)調理技術の高さと味付けの完成度、3)料理の独創性、4)コストパフォーマンス、5)常に安定した料理全体の一貫性の5つをいう。

また、実際に匿名で行く料理店では「皿の上のもの」を評価の対象とし、「3つ星」は「そのために旅行する価値がある卓越した料理」、「2つ星」が「遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理」、「1つ星」が「そのカテゴリーでとくにおいしい料理」と定義している。また、支払いは一般客と同じように、自分自身で勘定する。

「ミシュランガイド東京2016」は12月4日に発売する予定で、価格は3000円(税別)。

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