明治記念館が銀座三越で65周年記念スイーツ

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【銀座新聞ニュース=2012年11月13日】明治記念館(港区元赤坂2-2-23、03-3403-1171)グループのセラン(港区元赤坂2-2-23)が運営する「菓乃実の杜」は11月30日まで銀座三越(中央区銀座4-6−16、03-3562-1111)の地下1階ショップで開館65周年限定スイーツ「パレット(palette)」を販売している。

明治記念館 記念スイーツ2

明治記念館が11月30日まで銀座三越などで販売中のスイーツ「パレット」。

「パレット(palette)」は色をテーマに、イチゴやオレンジなどのフルーツ、チョコ、抹茶や和三盆などの和素材、チャイや白ゴマを使ったアジア風、ローズヒップやアサイーなど、さまざまな素材をコーンの中に幾層にも重ねたスイーツで、全部で12種類ある。また、スイーツの中に、四葉のクローバーが隠されている。

明治記念館は1947年11月1日に「憲法記念館」を「明治記念館」として開館し、2012年に65周年を迎え、明治記念館の子会社、セランが運営する洋菓子ブランドの「菓乃実の杜(かのみのもり)」が銀座三越店と明治記念館館内ショップ、小田急百貨店新宿店で販売している。

明治記念館は1947年にリコー三愛グループの創業者、市村清(いちむら・きよし、1900-1968)の主導で、1881年に赤坂仮御所の別殿として完成した「憲法記念館」を「明治記念館」として開館した。明治神宮の結婚式場として知られ、宴会場、会議施設として利用され、レストランも併設されている。2012年3月に挙式数が20万組を達成している。

現在、明治記念館の館長は明治神宮外苑苑長職と兼務で、国学院大学元応援団長の岩本義隆(いわもと・よしたか)さんが勤めている。過去、館長職は明治神宮ナンバー2の筆頭権宮司(ひっとうけんぐうじ)が兼務し、宮司への登竜門という位置づけとされていたが、名誉宮司の外山勝志(とやま・かつし)さんにヘッドハンティングされた旅行業出身の相川忠重(あいかわ・ただしげ)さんが館長に就任してから緩和された。

「パレット」の価格は1個357円、3個セットで945円。