ミキモトが3年ぶりにXマスツリー復活

【銀座新聞ニュース=2017年11月28日】大手宝飾品メーカーのミキモト(江東区豊洲5-5-13)は11月23日から12月25日まで銀座4丁目本店(中央区銀座4-5-5、03-3535-4611)1階ショーウィンドウに「MIKIMOTO GINZA TREE 2017」を展示している。

ミキモト銀座4丁目本店の「ミキモト ギンザ ツリー(MIKIMOTO GINZA TREE)2017」。

ミキモトでは1976年以来36年間、銀座通りのクリスマスシーズンに高さ約10メートル、樹齢約30年から40年の根付きのもみの木を北海道から運んで飾ってきたが、店舗の建て替えにより、2014年限りで中止した。

2017年6月1日に新店舗を開業し、年末のクリスマスツリーを1階のショーウィンドウ内に「ミキモト ギンザ ツリー(MIKIMOTO GINZA TREE)2017」として復活した。

高さ7メートルのウレア(尿素の有機化合物)結晶のツリーで、ウレア結晶がツリー型のオブジェの表面をまるで雪のように覆うインスタレーションになっている。

一般に水に溶かした尿素溶液に洗濯のり、クレンザー、洗剤を混ぜて、ツリーに吹き付けると、白い結晶ができ、しかもその結晶が広がる。

銀座木村家のクリスマスツリー。

今回は、林登志也(はやし・としや)さんと安藤北斗(あんどう・ほくと)さんにより2013年に設立されたデザインスタジオ「ウィープラス(we+)」(渋谷区神宮前2-35-9、03-6447-2895)がデザインを担当した。

点灯時間は11時から23時。

また、銀座4丁目周辺では、山野楽器銀座本店(中央区銀座4-5-6、03-3562-5051)が12月25日までクリスマスツリーを展示している。パンン屋の銀座木村家(中央区銀座4-5-7、03-3561-0091)でも入口の両側にクリスマスツリーを飾っている。

山野楽器銀座本店のクリスマスツリー。

さらに、銀座通連合会(中央区銀座4-6-1、03-3561-0919)などは2018年1月8日まで銀座通り(中央通り)1丁目から8丁目まで「銀座イルミネーション(GINZA ILLUMINATION)2017 ヒカリミチ-未来を照らす花」を点灯している。