フード協、3月外食売上高4.6%増、19カ月連

【銀座新聞ニュース=2018年4月27日】一般社団法人「日本フードサービス協会」(港区浜松町1-29-6、浜松町セントラルビル、03-5403-1060)はこのほど、3月の「外産業市場動向調査」を発表した。

吉野家が4月26日から「晩ごはん」として発売した「炙り塩鯖定食」(販売時間15時から24時、690円)。

3月は「土曜日が1日多い曜日まわりに加え、後半に気温が上昇し、暖かい日が続いたことから桜の開花も早まり、土・日曜日を中心に客足が伸び」たことから全体の客数は前年同月比3.0%増となり、売上高は同4.6%増と2016年9月から19カ月連続して前年を上回った(既存店ベースは未公表)。

業態別では、ファーストフード(FF)が同5.7%増で2015年12月から27カ月連続、ファミリーレストラン(FR)が同4.2%増と5カ月続けてプラス、パブ・居酒屋が同2.0%減と3カ月続けてマイナスとなり、ディナーレストランが同4.6%増と2016年9月から19カ月連続、喫茶が同2.4%増と2016年6月から22カ月連続で、それぞれ前年実績を上回った。

また、3月の店舗数は同0.4%増、客単価が同1.5%増だった。

日本フードサービス協会の統計は会員の200事業者数(2月195、1月192)、店舗数3万6759店(2月3万6359店、1月3万6197店)が対象で、内訳はファーストフードが59社(2月55社、1月54社)、2万0571店(1万9689店、1万9768店)。

ファミリーレストランが52社(52社、50社)、9187店(9946店、9773店)、パブ・居酒屋が33社(32社、31社)、2467店(2247店、2202店)、ディナーレストランが26社(26社、27社)、1002社(978店、1017店)、喫茶が16社(16社、16社)、2229店(2227店、2164店)。

外食産業(上場企業)の上位3社の3月の既存店売上高は1位のゼンショーホールディングスが前年比4.0%増と5カ月連続プラス、2位のすかいらーくが同2.5%増と3カ月ぶりのプラス、3位のコロワイドが同2.5%増と4カ月ぶりのプラスだった。