伊東屋で小笠原み蔵の木彫展

【銀座新聞ニュース=2012年3月1日】銀座・伊東屋(中央区銀座2-7-15、03-3561-8311)は3月1日から3月7日まで本館9階ギャラリーで「み蔵の木彫三昧5」を開催する。

北海道札幌市在住で、北海道警察音楽隊の元オーボエ奏者、現在、木彫作家の小笠原み蔵(おがさわら・みくら)さんが2009年以来3年ぶりに伊東屋で開く個展で、新作を展示する。

小笠原み蔵さんは、これまでに木の質感を活かしたノミ使いと常識にちょっとひねりを加えた人間模様のゴリラ、豚、鬼、フクロウなどの木彫りを作っている。2009年には古希(こき、70歳)を迎えたのを機に、人間の音楽家を木彫りにすることに挑んでいる。

小笠原み蔵さんは1939年北海道生まれ、1983年に東京で個展を開催し、以降各地で個展、グループ展を開いている。また、伊東屋では1995年、2001年、2005年、2009年に次いで5回目の個展となる。現在、札幌市在住。

開場時間は10時から20時(日曜日と祝日は19時、最終日は18時)で、入場は無料。