丸善丸の内で「人形と絵」展、森下ことり、日香里、青扇ら

【銀座新聞ニュース=2021年3月16日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は3月17日から23日まで4階ギャラリーで「第4回人形と絵の『春』」展を開く。

丸善・丸の内本店で3月17日から23日まで開かれる「第4回人形と絵の『春』」展のフライヤー。人形は今井亜樹さんの「Mer (メル) 」(右)、絵は鳥居椿さんの「ヒヨコちゃん」(左)。

人形の専門店「ぼらん・どぉる」(板橋区桜川3-14-4、03-6780-0338)を運営するドルスバラードが主催する「人形と絵の『春』」展で、日本の作家約60人(組)が創作人形、フィギュア、絵画など「生命の喜びを楽しむ動物や未知の生き物たち、乙女の憂愁や甘い幻想」等の作品を展示販売する。

今回、出展するのは、山吉由利子さんに師事し、人形を制作している青の羊(立川好江)さん、2001年にニューヨーク世界大会アンティークドールフレンチ部門で最優秀ロゼッタ賞を受賞(2003年も)、2008年に全国創作人形コンクールドールアート展inうつくしまで入選、2018年に全国美術公募作品展で入賞し、独学で創作人形を制作している「Uncreerアンクレール」さん、清水真理さんに師事し、人形を制作している今井亜樹さん、イラストレーターの今井キラさん、羊毛で人形を制作しているウエノミホコさん。

黒川早恵美さんに学び、第2回公募作品選抜JADIF(日本美術意匠国際化財団)展で会長理事賞、第23回ユザワヤ創作大賞展で銅賞、ドールアート2015inうつくしま第7回全国創作人形コンクールで福島市議会議長賞を受賞したEn(エン)さん、因間りかさんに師事し、2004年にドールファンタジアで入選し、人形を制作している小畑すみれさん、美術大学を卒業後、人形・ぬいぐるみメーカーに11年勤務し、独立して人形を制作している「KIOKUDROP(キオクドロップ)萩原まさえ」さん、油彩画家の喜藤敦子さん、エコール・ド・シモンで学び、人形を制作している雲母(きら)りほさん。

中川多理さんに師事し、人形を制作している桐原ユウさん、イラストレーターで絵本作家のくらはしれいさん、人形を制作しているくりさん、多摩美術大学油画専攻を卒業、2000年に新世紀人形展で入賞、2003年にドールファンタジアで入選し、人形を制作し、油彩画も描くくるはらきみさん、鉛筆に透明水彩を用い、主に幻想的な少女をテーマに絵画を制作している黒木こずゑさん。

アルキド樹脂絵具による人物画を描く戸井田いづこさん、アクリル画、エッチング、色鉛筆、絵本、豆本などで絵画を制作している小暮千尋さん、東京芸術大学、同大学大学院を修了し、1985年にフランス政府給費留学生としてフランスのエコール・デ・ボザールで学び、2004年に「さくら子のたんじょう日」(文は宮川ひろさん」で日本絵本賞、2012年に「ともだち できたよ」(文は内田麟太郎さん)で日本絵本賞を受賞している絵本作家、イラストレーター、人形作家のこみねゆらさん、東京造形大学デザイン科を卒業、紙にペン、油彩というスタイルで頭部の大きな独特の少女絵を描く、画家、イラストレーターのこやまけんいちさん、桜美林大学国際学部国際学科を卒業、武蔵野美術学園を修了し、2017年に「第81回新制作展」で絵画部賞、2018年に「第72回栃木芸術祭美術展」で奨励賞、2019年に「第83回新制作展」で損保ジャパン美術財団賞を受賞している画家の柴田貴史さん。

人形作家のすかいみさきさん、柴倉一二三さんに師事し、2007年に人形の寺・宝鏡寺人形展五十周年記念公募作品展で入選している鈴木ゆきよさん、水澄美恵子さんや粧順さん、橋姫さんに師事し、ビスクドールを制作しているせいこさん、大山冨美子さんに師事し、人形を制作している青扇(せいせん)さん、画家のせきぐちよしみさん。

黒川早恵美さんの2日間集中講座でサーニットの人形技術を習得し、サーニットの人形を制作している高田美苗さん、画家の田中アユミさん、羊毛倉庫さんと鈴木千晶さんに師事し、人形を制作している田中早苗さん、黒川早恵美さんの短期集中講座で人形の技術を習得し、2012年にドールアート2012inうつくしま全国創作人形コンクールで入選し、人形を制作しているちゃおさん、イラストレーターで独自に制作している鳥居椿さん。

グラフィックアーティストのTrevor brown(トレバー・ブラウン)さん、嵯峨美術短期大学を卒業、現代童画展で新人賞、現代童画会賞、会友作家賞、会員作家賞、会員特別賞を受賞している画家で、人形作家の中井柘榴さん、因間りかさんに師事し、人形を制作している西村勇魚さん、フランスでイラストや服飾デザインの仕事を手がけ、帰国後は宇野亜喜良さんの助手として造形、舞台美術、舞台衣装などを担当している野村直子さん、大山冨美子さんに師事し、人形を制作している坂東可菜さん。

イラストレーターの日香里さん、イラストレーターの保坂有美さん、大山冨美子さんに師事し、人形を制作しているmaiko(マイコ)さん 山吉由利子さんに師事し、人形を制作している松田珠江さん、独自に布人形を制作するマツモトヒラコさん。

独自に人形を制作するまなさん、人形、キャラクタードールを制作しているMIKA(ミカ)さん、碓氷東子さんと本城光太郎さんに師事し、創作人形を制作している水樹尚子さん、画家の宮本香那さん、筑波大学芸術専門学群日本画専攻卒業、東京学芸大学大学院教育学研究科美術教育日本画コース修了、2013年、2014年、2016年に春季創画展で入選し、日本画、テンペラ画を描くむらいゆうこさん。

スクラッチアート作家の目黒ミロさん、武蔵野美術大学を卒業、本城光太郎さんや、丸美鈴さん、篠原七生さんに師事して人形を制作している森下ことりさん、藤村光環さんに師事し、市松人形を制作している山崎明咲(めいしょう)さん、独学で創作人形を制作し、2018年に第2回「人・形」展の公募展で「ぼらん・どぉる」賞、第4回チームコヤーラ創作人形公募展でコヤーラ・フェス賞、2019年に第8回クラフトアート創作人形展で羽関チエコ賞を受賞しているヤマダミンカさん、吉田良さんに師事し、人形を制作している山吉由利子さん。

球体関節人形を制作しているようしさん、篠原七生さんに師事し、人形を制作している横瀬和江さん、独学で創作人形を制作し、2011年に創作人形コンクール「MIDOW(ミドウ)展」で入選、2015年にクラフトアート人形コンクールで入賞、2016年に「雛のまち岩槻創作人形公募展」で入賞している吉水たか代さん、独学で創作人形を制作し、東京学芸大学で美術教育・彫刻を学び、2013年に創作人形コンクール「MIDOW展」で大賞を受賞した吉村眸(ひとみ)さん、武蔵野美術大学造形学部油絵学科を卒業、因間りかさんに師事し、人形を制作しているりのんさん、独自に人形を制作し、セラピークレイドール「ルビー(RUBY)人形教室」を開講しているRUBY(ルビー)さん。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)まで。入場は無料。購入希望者には3月17日8時45分より丸善・丸の内本店1階正面入口前で購入整理券を抽選で配布する。