【銀座新聞ニュース=2021年3月11日】大手時計、精密機械メーカーのセイコーホールディングス(中央区銀座1-26-1)傘下の百貨店、和光(中央区銀座4-5-11、03-3562-2111)は3月11日14時46分に時計塔「未来への希望の鐘」を鳴らした。
ショーウインドウーには、14時46分に固定された大きな時計のディスプレイを展示しており、直前までは青くしていたが、14時46分直前に薄黒くなり、屋上の時計塔が1分間かけて11回鐘を鳴らすと、時計の針だけが光ったままにした。
それから新たな時計塔「未来への希望の鐘」が2回鳴らして動き出した。
セイコーホールディングスは2011年3月11日の東日本大震災により、犠牲になった人たちへの哀悼の意を込めて、2012年から3月11日には、和光の時計塔に半旗を掲げ、鐘の音を鳴らしてきた。
また、14時30分頃には和光前には人だかりができ、リコー三愛ビル、日産ショールーム前、銀座三越前には多くの人が立ち止まって、屋上の鐘を見ていた。