伊東屋で佐藤みきが「かんかん橋を渡ったら」さし絵原画展

【銀座新聞ニュース=2012年2月1日】銀座・伊東屋(中央区銀座2-7-15、03-3561-8311)は2月2日から2月13日まで本館9階ギャラリーで佐藤みきさんによる「新聞小説・かんかん橋を渡ったら 挿絵原画展」を開催する。

2010年11月から沖縄タイムスや信濃毎日新聞など地方紙11紙に連載された作家のあさのあつこ(浅野敦子)さんの新聞小説「かんかん橋を渡ったら」のさし絵を手がけたイラストレーターの佐藤みき(佐藤美紀=さとう・みき)さんの原画展だ。

新聞小説「かんかん橋を渡ったら」のさし絵325点のうち、約200点を展示する。佐藤みきさんは和紙に銅版画インクで描くという技法でメルヘンの世界を描いており、2002年に銀座・伊東屋で個展を開き、2006年から伊東屋で6年続けて個展を開く。

佐藤みきさんは北海道旭川市生まれ、林真理子(はやし・まりこ)さんの「今夜も思い出し笑い」(週刊文春)のほか、女性セブンに連載されている橋田寿賀子(はしだ・すがこ)さんの「命」のさし絵などを担当している。2001年に旭川市で個展を開催したのをはじめ、主に東京と旭川市で開いている。

会期中は毎日、佐藤みきさんが来場する。

開場時間は10時から20時(日曜日、祝日が19時、最終日は18時)まで。入場は無料。(20