「リトル・マエストラ」で有村架純、釈由美子らが舞台挨拶

【銀座新聞ニュース=2013年2月1日】アルゴ・ピクチャーズ(港区赤坂4-10-21、03-3584-6237)は2月2日に有楽町スバル座(千代田区有楽町1-10-1、有楽町ビルヂング、03-3212-2826)で「リトル・マエストラ」に出演している有村架純さん、釈由美子さんらによる舞台あいさつを開く。

2月1日から一般公開される「リトル・マエストラ」((C) 2012「リトル・マエストラ」製作委員会)。

2月2日10時の回上映終了後と12時40分の回上映前に、監督の雑賀俊郎(さいが・としろう)さんをはじめ、主人公「吉川美咲」役の有村架純(ありむら・かすみ)さん、バイオリン担当の「三村みどり」役の釈由美子(しゃく・ゆみか)さん、「荒沢勝」役の松本利夫(まつい・としお)さん、トランペット担当の「大野岩雄」役の篠井英介(ささい・えいすけ)さん。

フルート担当の食堂経営者「井坂洋子」役の筒井真理子(つつい・まりこ)さん、チェロ担当の高校生「大野正也」役の上遠野太洸(かとおの・たいこう)さん、「湊川辰次(タツ爺)」役の前田吟(まえだ・ぎん)さんらが舞台に登場してあいさつする。篠井英介さんは10時の回のみ出演する。

映画はいずみ組が著した小説「リトル・マエストラ」が原作で、石川県の小さな港町を舞台に、天才指揮者に間違われた女子高校生とアマチュアオーケストラのメンバーが、それぞれ悩みや苦しみを抱えながらもオーケストラによる演奏を通して本来の自分の姿や誇りを取り戻していく人々の喜びを映し出す作品だ。2012年12月1日から石川県で先行公開された。

物語は音楽大学出身の三村みどりが故郷の石川県志賀町福浦に戻り、福浦漁火オーケストラでバイオリンを担当しているところからはじまる。アマチュアオーケストラのメンバーたちは、コンテストに向けて十八番の「威風堂々」を練習していた。しかし、指揮を担当していた吉川が突然亡くなってしまう。困り果てたみどりは、吉川が天才少女指揮者と自慢していた孫娘の吉川美咲を呼び寄せるが。

雑賀俊郎さんは1960年福岡県北九州市生まれ、早稲田大学社会科学部を卒業、リクルートを経て泉放送制作に入社、1995年にテレビドラマ「愛と罪と」でドラマディレクターとしてデビューし、1996年にVシネマ「ポイズン」で監督デビュー、その後「新・麻雀放浪記」シリーズなどVシネマを中心に活動し、2001年に「クリスマス・イヴ」で劇場映画監督デビューし、2004年に「RANBU-艶舞剣士」でゆうばり国際ファンタスティック映画祭に出品、2008年に「チェスト!」で第8回角川エンジェル大賞を受賞している。

チケットはすでに発売しており、料金は全席指定で2000円。