丸善丸の内で仏から帰国したサイトウヤスヒロがビットレー風景画展

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【銀座新聞ニュース=2013年3月12日】丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は3月13日から19日まで4階ギャラリーでサイトウヤスヒロさんによる「第7回サイトウヤスヒロ展-ビットレーの光と風」を開催する。

丸善・丸の内本店で3月13日から19日まで開催されるサイトウヤスヒロさんの個展「第7回サイトウヤスヒロ展-ビットレーの光と風」に展示される「古い石造りの教会」。

フランスに20年以上在住し、日本に帰国し、国内で制作をはじめた洋画家、サイトウヤスヒロ(斎藤康広)さんは油絵具を薄く塗り重ねる手法で絵を描いており、フランス時代に住んでいた、わずか数戸の集落「ビットレー」への愛情、日本への思いなど風景画を中心に制作している。

2007年から丸善・丸の内本店で個展を開いており、2011年の開催時には東日本大震災に遭遇している。

サイトウヤスヒロさんは1956年埼玉県所沢市生まれ、1981年に武蔵野美術大学造形学部油絵科を卒業、卒業時に優秀賞を受賞、1983年に同大学大学院美術科油絵コースを修了、修了時に卒業生選抜展に出展、1984年から1985年にフランス・パリのアカデミー・グラン・ショミエール美術学校(ACADEMIE DE LA GRANDE CHAUMIERE A PARIS)で学んだ。

1985年から1986年にパリ美術大学(ボ・ザール=BEAUX-ARTS DE PARIS)で美術解剖学を受講、1985年と1986年、1990年にル・サロン展(Societe des Artistes Franeais SALON)に入選、1987年、1991年から1994年、2001年にドートンヌ展(Salon D’AUTOMNE)に入選、とくに1991年にグランプリ3位を受賞、以降、毎年日本とフランスで個展を開いている。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)まで。入場は無料。