丸善丸の内で大桃洋祐「まちにおいで」原画展

【銀座新聞ニュース=2021年4月2日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は4月2日から26日まで3階児童書売場壁面ギャラリーで、大桃洋祐さんによる「ぼくらのまちにおいで」原画展を開いている。

丸善・丸の内本店で4月2日から26日まで開かれている大桃洋祐さんの「ぼくらのまちにおいで」原画展に展示されている絵本の表紙。

大桃洋祐さんが2020年11月18日に初の絵本「ぼくらのまちにおいでよ」(小学館、税込1650円)を刊行したのを記念して原画展を開いている。

「ぼくらのまちにおいでよ」はいってみたいなこんな街を描いた絵本で、さまざまな動物が、いろいろな仕事をしている。ライオンの花屋、リスのお菓子屋、ゾウの本屋、どの動物も、生き生きしていて楽しそう、という絵本だ。

大桃洋祐さんは1985年千葉県生まれ、2009年に東京芸術大学デザイン科を卒業、2011年に同大学大学院を修了、在学中に制作したアニメ作品などで多くの映画祭で受賞、大学院修了後にフリーのアニメ作家としてNHK Eテレ「おかあさんといっしょ」などのテレビ番組、「ティファニー×ゼクシィ」や「ローソン」などのプロモーションムービーのアニメを制作し、2018年頃から絵画・イラストの制作も始めている。

2006年に「MTV So-Zo Competition STATION(ソーゾー・コンペティション・ステーション)」ID部門でグランプリ、2009年に東京芸術大学卒業制作でデザイン賞、「第11回TBS DigiCon(デジコン)6」で最優秀賞、「第15回学生CGコンテスト」でエンターテイメント賞、「第8回飛騨国際メルヘンアニメコンテスト」で飛騨まんが王国国民賞とこどもメルヘン賞、「第8回インディーズアニメフェスタ」で市民審査員賞、「NHKデジタルスタジアム 村田朋泰セレクション」でベストセレクション。

2010年に「第4回小田原映画祭」で入選、「ASIAGRAPH(アジアグラフ)2011」で第2部門優秀作品、「第5回デジタル岡山グランプリ」で特別賞、「第22回CGアニメコンテスト」で入選、「第14回文化庁メディア芸術祭」で審査委員会推薦作品(アニメーション部門)、「第10回東京アニメアワード」で入選、2011年に東京芸術大学修了制作でサロン・ド・プランタン賞、2017年にGIFアニメーションで「the GIFs 2017」で最優秀賞などを受賞した。

開場時間は9時から21時(最終日19時)まで。