ヴァニラ画廊で三家本礼原画展、初期の短編から代表作まで

【銀座新聞ニュース=2021年6月7日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル地下2階、03-5568-1233)は6月8日から27日まで三家本礼さんによる原画展「ゾドニストー地獄は楽しい所だわ」を開く。

ヴァニラ画廊で6月8日から27日まで開かれる三家本礼さんの原画展「ゾドニストー地獄は楽しい所だわ」のフライヤー。

マンガ家の三家本礼さんはホラー、スプラッター、コメディ、お色気という要素をもった一貫した美学と高い画力で作品を描いており、今回は初期の短編作品から、代表作まで幅広く生原稿を展示する。アクリル絵の具やカラーインクで描き込んだ原画作品をはじめ、今回のために歴代のキャラクターを描き下ろした1枚絵も多数展示販売する。

三家本礼さんは1974年広島県広島市生まれ、、1995年に20歳で「ホラーM」(ぶんか社)に「闇を這う音」が掲載されてデビューし、ゲーム会社「コンパイル」に勤務、コンパイルが当時発行していた雑誌「ディスクステーション」に4コママンガを発表している。

また、代表作の「ゾンビ屋れい子」を「ホラーM」に1998年7月号から2004年4月号まで連載し、その後単行本化され、全11巻を刊行し、連載終了後に実写化(オリジナルビデオ作品)やドラマCD化されている。

「ヤングマガジンアッパーズ」(講談社)に掲載された「巨乳ドラゴン」(2004年15号から21号)も「巨乳ドラゴン 温泉ゾンビVSストリッパー5」として実写映画(オリジナルビデオ作品)化された。「ホラーM」に2005年11月号から2008年6月号まで「サタニスター」を連載した。

「コミックビーム」(エンターブレイン)に2009年11月号から2017年4月号まで「血まみれスケバン・チェーンソー」を連載し、2016年に実写版映画化された。「コミックビーム」に2017年8月号から2018年8月号まで「アイアン・ゴーストの少女」を連載した。

開場時間は平日が11時から18時(土・日・最終日は17時)まで。入場料は800円。無休。入場に際してはマスク着用、検温などがある。時間指定有のチケット制で、定員制で1時間単位で入れ替えとなる。ライブポケット(https://t.livepocket.jp/t/te9i_)を通じて予約する。