丸善日本橋で棒田和義「陶板アート」展、南欧の街角や心象風景

【銀座新聞ニュース=2021年6月9日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は6月9日から15日まで3階特設会場で棒田和義さんによる「陶板アート展-自然の風景や南欧の街角を描いた陶板アートの世界」を開く。

丸善・日本橋店で6月9日から15日まで開かれる棒田和義さんの「陶板アート展」のフライヤー。

日本の自然や心象風景を九谷の色絵で描いたり、南ヨーロッパの街角をレリーフ技術で制作したり、陶板アートの新しい世界を表現している棒田和義さんが2019年に続いて2年ぶりに個展を開く。今回は食器類も販売する。

棒田和義さんは1953年石川県金沢市生まれ、1976年に金沢美術工芸大学工業デザイン専攻を卒業、鳴海製陶に入社、商品企画部で洋食器の企画デザインを担当、1991年に独立し、工業デザイナーとして、山中漆器の量産品のデザインを担当したり、石川県九谷焼技術研修所で商品企画を指導、自ら小皿、湯呑みなどを制作している。現在、石川県立九谷焼技術研究所非常勤講師。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は17時)まで。