東宝「キャラクター」、Fukase、永井聡が舞台挨拶

【銀座新聞ニュース=2021年6月18日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は6月22日にTOHOシネマズ日比谷(スクリーン12、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル、050-6868-5068)で「キャラクター」の公開記念として、Fukaseさん、永井聡さんによる舞台あいさつを開く。

現在、一般公開中の「キャラクター」((C)2021映画「キャラクター」製作委員会)。

22日16時の回上映終了後に、監督の永井聡(あきら)さんと、殺人鬼「両角」役の「SEKAI NO OWARI(セカイ・ノ・オワリ)」のボーカル、Fukase(フカセ)さんが舞台に登場してあいさつする。

「キャラクター」は原案・脚本が浦沢直樹さんの「MASTERキートン」や「20世紀少年」の共同原作者を務める、長崎尚志さんのアイデアを元に、企画の川村元気さんとプロデュース担当の村瀬健さんが10年以上前から構想を練ったオリジナル作品で、ノベライズ版、およびコミカライズ版が発売される予定で、映画版、ノベライズ版、コミカライズ版ともそれぞれ異なる展開とエンディングになっている。

物語はマンガ家として売れることを夢見て、アシスタント生活を送る山城圭吾(菅田将暉さん)だが、ある日、一家殺人事件とその犯人を目撃してしまい、警察の取り調べに「犯人の顔は見ていない」と嘘をつき、自分だけが知っている犯人をキャラクターにサスペンスマンガ「34」を描き始める。

お人好しな性格の山城に欠けていた本物の悪を描いたマンガ画は大ヒットし、山城は一躍売れっ子マンガ家の道を歩んでいく。そんな中、「34」で描かれた物語を模した事件が次々と発生する。

ウィキペディアによると、永井聡さんは1970年東京都東村山市生まれ、1994年に」武蔵野美術大学造形学部映像学科を卒業し、葵プロモーション(現・AOI Pro.)に入社し、CMディレクターを務め、2004年に「CluB_A」所属となり、2005年の「いぬのえいが」の短編の1本を監督し、2014年に「ジャッジ!」を監督、2016年に「世界から猫が消えたなら」を監督、2017年に「帝一の國」を監督、2018年に「恋は雨上がりのように」を監督している。現在は「AOI Pro.」執行役員、チーフクリエイティブオフィサー。

チケットはローソンチケットを通じて販売していたが、すでに締め切っている。料金は一般2100円、大学生・専門学校生1700円、高校生・ジュニア(3歳から中学生まで)1200円、障がい者1200円、シニア(60歳以上)1400円。作品は「PG12」(12歳未満の鑑賞には、保護者の助言・指導が必要)に指定されている。