丸善日本橋で岡本明子の夏のガラス工芸品展

【銀座新聞ニュース=2021年7月31日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(東京都中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は8月4日から10日まで3階スパインスペースで岡本明子さんによる「初夏のガラスジュエリー展」を開く。

丸善・日本橋店で8月4日から10日まで開かれる岡本明子さんの「初夏のガラスジュエリー展」に出品される作品。

ガラス作家の岡本明子さんが「フュージング」や「ガラス胎七宝(がらすたいしっぽう)」などの技法を使ってガラスで制作したアクセサリーやステンドグラスのランプ、パネル、小物など手づくりの1点ものばかりを出展する。

「フュージング」とはガラスの表面が溶けた状態になるまで電気炉で熱を加え、ガラスとガラスを合わせる技法で、ガラスの間に銀はくなどをはさむ。

「ガラス胎七宝」とはガラスに金線や銀線を立てて、「七宝うわ薬(ガラス質の粉)」で彩色し、炉の中に入れて焼き付ける技法だ。

ステンドグラスはさまざまな色や種類のガラスの板をカットして鉛(ハンダ)でつなぎ合わせている。

岡本明子さんは東京都生まれ、共立女子短期大学国文科を卒業、1995年からガラス胎七宝とフュージングを学び、1998年からステンドグラスを学び、個展を開催し、第2回ステンドグラス美術展で入選している。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は15時)まで。