丸善丸の内で堀川理万子「海辺のアトリエ」原画展

【銀座新聞ニュース=2021年8月20日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は8月20日から9月16日まで3階児童書売場壁面ギャラリーで堀川理万子さんによる「海辺のアトリエ」原画展を開いている。

丸善・丸の内本店で9月16日まで開かれているで堀川理万子さんの「海辺のアトリエ」原画展に展示されている絵本の表紙。

絵本作家、画家、イラストレーターの堀川理万子さんが5月17日に「海辺のアトリエ」(偕成社、1540円)を刊行したのを記念して原画展を開いている。

「海辺のアトリエ」はおばあちゃんの部屋には、女の子の絵がかざってある。「この子はだれ?」って聞いてみたら、「この子は、あたしよ」って教えてくれた。びっくりするわたしに、おばあちゃんが話してくれたのは、海辺のアトリエに暮らす絵描きさんと過ごした夏の日のこと、おばあちゃんにとって、いつまでも色あせない、特別な思い出だった。

堀川理万子さんは1965年東京都生まれ、東京芸術大学美術学部デザイン科を卒業、同大学大学院美術研究科を修了、修了時に「サロン・ド・プランタン賞」を受賞、1994年に「シロクマたちのダンス」で絵本作家としてデビューし、絵本に2008年に「あーちゃんのたんじょうび」、2005年に「ぼくのシチュー、ままのシチュー」、2007年に「くまちゃんのふゆまつり」、2009年に「権大納言とおどるきのこ」、2009年に「おへやだいぼうけん」、2010年に「きえた権大納言」、2012年に「滝のむこうの国」、2020年に「おひなさまの平安生活えほん」などがある。

開場時間は9時から21時(最終日は19時)まで。