丸ノ内ホテル、和栗の秋のスイーツやハロウィンお茶セット

【銀座新聞ニュース=2021年8月31日】国内不動産業界第3位の三菱地所グループの丸ノ内ホテル(千代田区丸の内1-6-3、03-3217-1111)は9月1日から10月31日まで8階フランチレストラン「ポム・ダダン」(03-3217-1117)で「丸ノ内ホテル オータムスイーツフェア」を開く。

丸ノ内ホテルで9月1日から10月31日まで「ポム・ダダン」で開かれる「丸ノ内ホテル オータムスイーツフェア」で提供されるスイーツ。左から時計回りに、和栗のモンブラン、和栗のパフェ、さつまいもとりんごのタルト バニラアイス添え、洋梨のベル・エレーヌ。

今回は和栗を使用したスイーツとしては「和栗のパフェ」(2299円、サービス料10%と消費税込み)は、濃厚なマロンクリームやマロンのアイスケーキを味わう上の層から、カシスソースなどですっきりとした味わいの下の層まで、多彩な味わいになっている。

「和栗のモンブラン」(1936円)は和栗を使ったクリームでマロンのアイスケーキを包み、カシスソースの酸味が栗の甘みを引き立てる。もみじをモチーフにしたチョコを添えて、秋らしさを演出している。

ほかに「洋梨のベル・エレーヌ」(1936円)は、フランス産の洋梨を使用しコンポートに仕上げた。濃厚なチョコソースとバニラアイスが絡み合い、チョコクレープで全体を包み込み、ナッツや3種類のクリームを合わせてある。

「さつまいもとりんごのタルト バニラアイス添え」(1633円)は、さつまいもとりんごのジャムを挟んだタルト生地の上に、さつまいものチップスや薄く焼いたクッキー、りんごのスライス、さつまいもの甘露煮をのせ、紅葉のように仕上げた。さつまいもの甘さとりんごの酸味が絶妙なデザートという。

「アフターヌーンティーセット」(4000円)は「お化けのマロンタルト」や、こうもりが隠れた「洋梨の赤ワインコンポート」、魔女の帽子をイメージした「カシスのパート・ド・フリュイ」などハロウィンモチーフのスイーツだ。また、セイボリーも“紫いもとかぼちゃのムース タルト仕立て”をはじめ、ハロウィンカラーで仕上げた。

また、飲み物としてはカクテルとノンアルコールカクテルを用意している。日本語で「夜想曲」を意味するカクテル「ノクターン」(1331円)は、リキュールのパールパウダーがオーロラのような煌きを見せる、ほどよい甘さ。

ノンアルコールカクテル「プティ・ディアブル・ハロウィン」(1089円)は青、紫、オレンジ色の3層と、角に見立てたチェリーがハロウィンムードを演出している。ブラッドオレンジのゼリーや、溶けていくレモン味のキューブアイスによる食感や味わいの変化も楽しめる。

丸ノ内ホテルは運営会社の東京タクシー自動車株式会社が1917(大正6)年5月に設立され、1924(大正13)年に「丸ノ内ホテル」本館を建設、開業し、1930(昭和5)年12月に「株式会社丸ノ内ホテル」に改称、1946年10月に英連邦進駐軍の将校宿舎として接収され、1952年6月に全館接収が解除され、7月に営業を再開した。

1961年6月に新館を建設、開業し、1976年に銀座丸ノ内ホテルを開業、1999年1月に丸ノ内ホテル技術サービス株式会社を合併し、2000年12月に閉館し、2001年12月に銀座丸ノ内ホテルを閉館し、2004年に東京駅丸の内北口再開発に伴い、複合商業施設オアゾ(OAZO)の一画に全205室を備えたホテルとしてリニューアルオープンし、4カ所のレストランとバーがある。従業員が108人、資本金が2億200万円、売上高は2019年3月期で23億5000万円。三菱地所が31.38%を所有している。

営業時間は11時30分から22時まで(アフタヌーンティーセットのみは14時から16時)。スイーツは605円を追加すると、ワンドリンク付きにできる。