TOEI「総理の夫」初日、田中圭、中谷美紀ら舞台挨拶

【銀座新聞ニュース=2021年9月14日】大手映画配給会社で、国内映画業界第2位の東映(中央区銀座3-2-17、03-3535-4641)と13位の日活(文京区本郷3-38-12)は9月23日に丸の内TOEI(中央区銀座3-2-17、03-3535-4741)で「総理の夫」の出演者などによる舞台あいさつを開く。

9月23日から一般公開される「総理の夫」((C)2021「総理の夫」製作委員会)。

23日9時30分の回上映終了後と13時の回上映前に、監督の河合勇人さんをはじめ、主人公で、史上初の女性総理に指名される相馬凛子の夫、鳥類学者「相馬日和」役の田中圭さん、直進党党首で、初の女性総理に就任する相馬日和の妻「相馬凛子」役の中谷美紀さん。

直進党広報部職員「富士宮あやか」役の貫地谷しほりさん、相馬凛子の政策秘書「島崎虎山」役の工藤阿須加さん、善田鳥類研究所研究員「伊藤るい」役の松井愛莉さんが舞台に登場してあいさつをする。

「総理の夫」は作家の原田マハさんが「月刊ジェイ・ノベル」(実業之日本社)にて2011年4月号から2013年4月号まで連載した「総理の夫 First Gentleman(ファースト・ジェントルマン)」が原作で、2013年に実業之日本社から単行本が刊行され、2016年に実業之日本社文庫として文庫化されている。妻が日本初の女性総理になったことで、自身も史上初のファーストジェントルマンとして担ぎ上げられてしまった鳥類学者の夫が、政界という未知の世界で奮闘する姿を描いている。

物語は少数野党の党首を務めている凛子と結婚10年目を迎えた鳥類学者の相馬日和が、ある朝、凛子から「もし私が総理大臣になったら何か不都合ある?」と意味深な話を投げかけられるところからはじまる。

質問の意図を探ってもはぐらかされた日和は、そのまま野鳥観察の出張に出かけ、ろくに電波の届かない孤島で10日間を過ごす。その間に世間は激変し、凛子が史上初の女性内閣総理大臣に選出されていた。

史上初の「総理の夫」となった日和は、微力ながらも妻の夢を全力で応援しようと心に誓うが、予想だにしない激動の日々に巻き込まれていく。

河合勇人さんは1969年愛知県刈谷市生まれ、日本大学芸術学部を卒業、相米慎二(1948-2001)監督の「あ、春」(1998年)をはじめ、「トイレの花子さん」(1998年)、「ケイゾク」(2000年)、「サトラレ」(2000年)、「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年)、「美しい夏キリシマ」(2003年)、「血と骨」(2004年)など多くの作品で助監督を務め、2003年にフジテレビ「深夜も踊る大捜査線2」で演出家デビューし、2008年に「花影」で長編映画監督としてデビューした。

その後、「ハチミツドロップス」(2009年)、「映画 鈴木先生」(2013年)、「俺物語!!」(2015年)「チアダンー女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」(2017年)、「ニセコイ」(2018年)、「初恋ロスタイム」(2019年)、「かぐや様は告らせたいー天才たちの恋愛頭脳戦」(2019年)、「貴族降臨-PRINCE OF LEGEND」(2020年)、「かぐや様は告らせたいー天才たちの恋愛頭脳戦ーファイナル」(2021年)などを監督している。

チケットはチケットぴあを通じて最速抽選プレミアムと先行抽選を受付中で、最速抽選プレミアムが15日11時が締め切り、先行抽選が16日11時が締め切り。18日10時から一般発売する。料金はいずれも全席指定で2100円均一。