日比谷「リョーマ」、許斐剛、神志那弘志ティーチイン、北代高士MC

【銀座新聞ニュース=2021年9月17日】中堅の映画配給会社のギャガ(港区南青山2-22-8、TYビル)は9月25日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-3、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様」の原作者、監督によるティーチインイベントを開く。

現在、一般公開中の「リョーマ!The Prince of Tennis(プリンス・オブ・テニス)新生劇場版テニスの王子様」((C)許斐剛/集英社(C)新生劇場版テニスの王子様製作委員会)。

25日9時30分の回上映終了後に、原作・製作総指揮の許斐剛(このみ・たけし)さん、監督の神志那(こうじな)弘志さんが舞台に登場してティーチインイベントを開く。また、当日はミュージカル「テニスの王子様」で月刊プロテニスの記者である井上守の声優を担当している北代高士さんがMCを務める。

ウイキペディアによると、「テニスの王子様」はマンガ家の許斐剛さんによる中学校の部活動テニスを題材としたマンガ作品で、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて1998年41号に読切を掲載、1999年32号より連載をはじめ、2008年14号のまで約9年間連載された。

2009年3月から第2シリーズ「新テニスの王子様」として「ジャンプスクエア」(集英社)にて連載を再開し、単行本(初代)は全42巻。公式ファンブックは、10.5巻、20.5巻、40.5巻。イラスト集は30.5巻。「新テニスの王子様」では単行本は既刊31巻が刊行されている。2020年12月時点で累計発行部数は6000万部を突破している。

2001年から2005年にかけてテレビアニメ化され、CD化、TCG化、ゲーム化、2003年からはミュージカル化、2006年には実写映画化とテレビアニメの続編のOVA化、2008年と2019年には中国で実写ドラマが放映された。

これに関連し多数のグッズがムービック・アニメイト・コナミより発売され、キャラクターグッズ売り上げの年間トップとなっている。

今回は、「テニスの王子様」の劇場版としてシリーズ初のフル3DCGアニメとして製作され、原作「テニスの王子様」と「新テニスの王子様」の間の空白の3カ月に起きた、これまで明らかにされていなかったエピソードが、原作者である許斐剛さんの製作総指揮・プロデュースのもとで描かれている。

本編の一部シーンが異なる「Decide(ディサイド)」と「Glory(グローリー)」という2つのバージョンで上映される。「Decide」では青春学園中等部のテニス部部長・手塚国光と立海大附属中学校部長の幸村精市(声優は永井幸子さん)ら、「Glory」では氷帝学園中等部部長の跡部景吾と四天宝寺中学校部長の白石蔵ノ介(同・細谷佳正さん)らが登場する。今回は「Decide」が上映される。

物語は全国大会決勝の死闘を制し、さらなる強さを求めて単身アメリカへ武者修行の旅に出た越前リョーマは、現地について早々、家族旅行でアメリカを訪れていた同級生の竜崎桜乃(声優は高橋美佳子さん)がギャングにからまれている場面に遭遇する。

桜乃を助けるためリョーマはテニスボールを放つが、同時に放たれた車イスの謎の人物によるボールがぶつかり、その衝撃で時空が歪んでしまう。気がつくとリョーマは、かつて「サムライ」と呼ばれ、世界のトッププレイヤーを震撼させた若き越前南次郎(同・ 松山鷹志さん)が活躍している時代にたどり着いていた。

ウイキペディアによると、許斐剛さんは1970年大阪府豊中市生まれ、東海大学を卒業、1993年に「鉄人ー世界一固い男」でデビュー、1997年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて「COOL(クール)-RENTAL BODY GUARD(レンタル・ボディガード)」を初連載、1999年に「週刊少年ジャンプ」にて「テニスの王子様」を連載している(2008年14号まで)。

「テニスの王子様」はテレビアニメ化(2001年)、ミュージカル化(2003年)、実写映画化(2006年)、ドラマ化(中国・2008年、2019年)されている。2008年に「テニスの王子様」の連載を終了、2009年に「テニスの王子様」の続編「新テニスの王子様」を「ジャンプSQ」(集英社)にて連載をはじめ、2013年に「ジャンプLIVE」(集英社)1号で「LADY COO(レディ・クー)」を連載している。

チケットは17日12時から19日23時59分までローソンチケットにてプレリクエスト先行(抽選)を販売する。料金は全席指定で2100円均一。また、質問を事前に募集し、当日、回答する。