丸善日本橋で立石善規「ファンタジーな器」展、本人来場

【銀座新聞ニュース=2022年5月17日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は5月18日から24日まで3階ギャラリー特設会場で立石善規さんによる作陶展「琵琶湖からの風」を開く。

丸善・日本橋店で5月18日から24日まで開かれている立石善規さんの作陶展「琵琶湖からの風」のフライヤー。

陶芸家の立石善規(よしき)さんがオリエント美術にひかれて、ペルシャ青、ラスター金彩、色絵を試みて40年、一つのうつわの中にわくわくするようなストーリーがあり、覗き込みたくなるような作品を制作しており、そうしたファンタジーな作品を展示販売する。

立石善規さんは滋賀県太山寺に築窯した「太山寺窯(たいざんじがま)」で作品を制作して30年以上経ており、独自の青を使った作品を「青い詩(うた)」と表現している。また、妻の立石啓子さんは草木染の染色家として知られている。

立石善規さんは1951年香川県高松市生まれ、1973年に多摩美術大学とインド国立タゴール大学で工芸、絵画を学び、1975年に京都で手塚央(ひさし)さんと高島朝生(あさお)さんに焼物を学び、1981年に京都市醍醐に築窯、1984年に滋賀県太山寺に築窯、2010年に日仏交流展に参加、2012年と2013年に日韓交流展に出品、百貨店やギャラリーで個展を中心に活動している。

会期中、11時から19時まで立石善規さんが来場する。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日15時)まで。