梅雨入りしたみたいな天気ね、E・マスクが古事記に言及?(356)

【tamaoのOL独り言=2022年5月19日】GW終わって本来ならば気持ちのいい季節ですが、今年はもう梅雨入りしたみたいな天気が続いてますね。庭の花に水をやらなくてもいいので、好都合といえば好都合なんですが。

母の日は過ぎましたが、ピンクのカーネーションがきれいだったので、部屋に飾りました。

小さな小さな庭だけれど、花の芽が出てきたり、ミニトマトの成長がとても楽しい。今までは朝早く家を出て、帰ってきたら真っ暗で、見ることがなかったから。でも、きっとそういう人多いんだと思う。近所のホームセンター、混んでるもの。

それに家の断捨離も進んでいるとみた。結構なゴミが捨てられてるから。それにリサイクルショップも混んでるし。あ、知ってるってことは自分も断捨離してるんですね。

ところで、アメリカ・テスラのイーロン・マスク(Elon R.Musk)、いつも話題の方ですけど、ビックリしたことがあった。

つい先日、日本が消滅するってつぶやいたことなんですけど、まずつぶやきは研究結果にコメントしたことらしいのだけれど、イーロン・マスクが進めているプロジェクトに関してのコメントだろうという人もいるし、とにかくなにかと話題になりますけど、私が驚いたのはそのことではなくて、発言の中身が、すでに「古事記」でイザナミ(伊弉冉尊)がイザナギ(伊弉諾尊)に言っていたこととそっくりだったことなんです。

そもそもイザナミ、イザナギって?ということで古事記の神話を大雑把に説明すると、神々からイザナミとイザナギが「この国を作りなさい」と命じられ、次々と国土や神が2人によって作られるのですが、イザナミは火の神のカグツチを産んだ時に死んでしまいます。

それを悲しんだイザナギが黄泉の国まで追いかけたのだけれど、黄泉の国に行って変わり果てたイザナミを見て逃げ出してしまう。そのイザナギを見て怒ったイザナミは「あなたの国の人を一日千人殺してやろう」というのです。それに対してイザナギは「ならば私は千五百人の産屋を建てよう」といい、この世では千人が死に、千五百人が生まれることになり、日本の繁栄が始まったという神話があることを最近読んだんです。

イーロン・マスクが日本の神話を知るはずがなく、今回のコメントは千五百人の人を生む環境がない限り日本は消滅するというのはとても残念なことだと言っていて、たまたま人数とかが一致しただけと思いますが、考え方は昔からあるんだなとビックリしたのです。

コロナ禍で旅行に行けてませんがもうちょっと落ち着いたら、イザナミ、イザナギが祀られている伊弉諾(いざなぎ)神宮(兵庫県淡路市)に行ってみたくなりましたね。イーロン・マスクのお陰で(敬称略、中堅企業に勤めるOLのタマオさんが日常の生活について思っていることを不定期に書きます。注書きは著者と関係ありません)。

編集注:ウイキペディアによると、「古事記」は日本最古の歴史書とされ、その序によれば、712(和銅5)年に太安万侶(おおの・やすまろ、?-723)が編纂し、元明天皇(第43代天皇、661-721)に献上されたことで成立した。上中下の3巻だが、原本は現存せず、幾つかの写本が伝わる。

内容は、神代における天地の始まりから第33代推古天皇(554-628)の時代に至るまでの出来事が、神話や伝説などを含めて、紀伝体で記載される。また、数多くの歌謡を含む。「高天原(たかまがはら)」という語が多用される点で特徴的である。

8年後の720(養老4)年に編纂された「日本書紀」とともに神代から上古までを記した史書として、近代になって国家の聖典とみられ、「記紀」と総称されることもあるが、「古事記」が出雲神話を重視するなど両書の内容には差異もある。