丸善丸の内で「Colorful&Mono」展、池口友理、中島淳志ら

【銀座新聞ニュース=2022年8月2日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は8月3日から9日まで4階ギャラリーで「Colorful&Mono Exhibition」を開く。

丸善・丸の内本店で8月3日から9日まで開かれる「Colorful&Mono Exhibition」のフライヤー。

多彩な色彩により、表情豊かな表現をする作家と、白と黒2色の可能性を追求する作家が対照的ながら魅力あふれる作品を展示する。

Colorful(カラフル)を出品するのは、池口友理さん、伊藤千恵子さん、大沢愛(まな)Mana Osawaさん、北嶋勇佑さん、珠羽さん、周逸喬さん、ネイネイさん。

Mono(モノ)を出品するのは、田島惠美さん、田尻絵理奈さん、中島淳志さん、西村文子さん、#B7282eさん。

池口友理さんは1985年三重県生まれ、2009年に京都工芸繊維大学を卒業、この間、2006年に1年間、フランス・パリのラヴィレット建築大学に留学し、2010年に第144回日図創作図案総合展で経済産業大臣賞(2011年第146回展で日本図案家協会会長賞)、2011年に「第15回フラッグアート2011in GIFU(イン・ギフ)」で岐阜市長賞(2012年第16回で優秀賞)。

2018年に「UNKNOWN ASIA(アンノウン・アジア)2018」でレビュアー西谷月彦賞(2019年にレビュアー鈴木信輔賞、2020年にJudge審査員小林功二賞、審査員永井秀二賞、レビュアー小吹隆文賞)などを受賞している。

伊藤千恵子さんは1984年静岡県生まれ、2006年に京都造形芸術大学美術工芸科日本画コースを卒業、2020年に「ACT ART AWARD(アクトアートアワード)2020」で佳作、「かわうそ新人賞2020」で入選、「いい芽ふくら芽2020」でGALLERY龍屋賞、2021年に「第12回アダチUKIYOE(ウキヨエ)大賞」で佳作を受賞している。

大沢愛さんは2000年神奈川県横浜市生まれ、中学卒業後に芸術家を志し、独学で作品を制作、2016年に「ターナーアワード」で優秀賞、2017年に「第27回紙わざ大賞27」で入選、2019年に「ポコラート全国公募 vol.9」で入選、2020年に「第3回写真出版賞」アート部門で奨励賞、同年に「ATELIER VIVIER LIBERTA(アトリエ・ヴィヴィエ・リベルタ)」を立ち上げ、2021年に初個展、「いい芽ふくら芽in Tokyo」で優秀賞を受賞している。

北嶋勇佑さんは1989年東京都生まれ、2012年に武蔵野美術大学建築学科を卒業、2014年に同大学大学院版画コースを修了、2015年に「KENZAN(ケンザン)2015」に出展(以降毎年出品)、2016年に日本版画協会第84回版画展A部門で奨励賞、現在、日本版画協会準会員。

珠羽さんは愛知県立芸術大学を卒業している。

周逸喬さんは1995年生まれ、2021年に京都市立芸術大学大学院美術研究科工芸・漆工を修了、現在、同大学大学院博士課程に在籍。2021年に韓国「清洲工芸ビエンナーレ」で栄誉賞、ジェンダーの視線で生活の断片的な現象を捉え、漆芸とアクリル絵画と共に創作している。

ネイネイさんは1993年中国生まれ、現在、多摩美術大学博士後期課程イラストレーション専攻 に在籍している。

田島惠美さんは1988年福岡県生まれ、2013年に九州産業大学大学院博士前期課程芸術研究科美術専攻を修了、2012年に「第11回南島原市セミナリヨ版画展」で島原新聞社賞、「第1回FEI PRINT AWARD」で入選、「第37回全国大学版画展」で収蔵賞、2013年に「第81回版画協会展」A部門で入選(2014年に第82回でA部門で入選、B部門で賞候補)、「九州産業大学大学院修了制作展」で優秀賞、買い上げ。

2014年に「第82回版画協会展」A部門で入選、B部門で賞候補、「第9回高知国際版画トリエンナーレ展」で入選、「第59回CWAJ現代版画展」で入選、「第25回三菱商事アート・ゲート・プログラム」で入選(2016年に第31回で入選)している。)

田尻絵理奈さんは1983年大阪府生まれ、2008年にKFSアートコンテストで入賞(2012年、2015年、2017年も入賞)、2010年に二科展デザイン部B部門で入賞(2011年、2012年、2013年、2015年も入賞)、同年に「第9回MOEイラスト・絵本大賞グランプリ」で佳作、2011年に「詩とファンタジー」イラストレーションで入選、2012年に「ニッサン童話と絵本のグランプリ}で佳作(2014年、2015年にも佳作)、2013年に「KFS絵本グランプリ」絵本イラスト部門で入賞(2015年、2017年、2018年にも入賞)している。

中島淳志さんは1993年愛知県生まれ、東京藝術大学日本画専攻を卒業、2015年に芸大アーツイン丸の内でGAM賞、2016年に卒業制作が東京メトロ文化財団賞、2019年に月刊美術新人賞デビューで入選、2021年にIAG AWARDSで入選している。

西村文子さんは1939年東京都生まれ、1953年に神田共立女子学園高等学校を卒業、1987年にアルテ・トネヤマ絵画研究所で利根山光人(1921-1994)に師事し、1993年から2003年まで春陽展に入選し(1999年に春陽展会友)、1996年に「第11回国民文化祭富山福光町実行委員会」で会長賞、1997年に「第12回国民文化祭香川」で佳作、1998年に「さっぽろ国際版画ビエンナーレ展」で入選、1998年に香川県の「さかいでアート(Art)グランプリ1998」で入選している。

1998年に「98ふくみつ棟方記念版画大賞展」で奨励賞(2001年にも奨励賞)、2000年にポーランド・クラコウの「国際版画トリエンナーレ」で入選(2003年、2006年にも入選)、2001年に「池田満寿夫記念芸術賞展」で入選、「あおもり版画トリエンナーレ2001」で入選、2006年から2016年まで「CWAJ現代版画展」に出品、2007年から2017年まで「日本版画協会版画展に出品」し、2009年の第77回版画展で準会員に推挙される。

#B7282eさんはペン画家として活動、2020年に松坂屋名古屋店のヤングアーティスト公募展「いい芽ふくら芽2020」で入選している。

開場時間は9時から21時(最終日は15時)まで。