ヴァニラでおげれつたなか展、ビッチ部原画や部室のインスタも

【銀座新聞ニュース=2022年8月6日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル、03-5568-1233)は8月8日から9月4日までおげれつたなかさんによる「8周年記念&『ヤリチン☆ビッチ部』10周年記念特別展 Coffret-コフレ」を開く。

ヴァニラ画廊で8月8日から9月4日まで開かれるおげれつたなかさんの個展のフライヤー。

女流マンガ家のおげれつたなかさんは2014年に「恋とはバカであることだ」でデビューし、その前の2012年からイラスト投稿サイト「Pixiv(ピクシブ)」で不定期に「ヤリチン☆ビッチ部」を連載しており、デビュー8周年と、「ヤリチン☆ビッチ部」の連載開始10周年を記念して「Coffret-コフレ(フランス語で宝石などを入れる小箱)」と題して個展を開く。

ヴァニラ画廊によると、おげれつたなかさんは「美麗で繊細な画風と、時には痛みやほろ苦さを、時にはユーモラスでコミカルな独自のストーリー」で多くのファンを魅了してきたという。「Pixiv」の投稿より生まれた、性と純愛をコミカルなタッチで描く青春マンガ「ヤリチン☆ビッチ部」を中心に、デビュー8周年となるおげれつたなかさんの初期作品から最新作まで展示する。

また、特別企画として1週間ごとに展示品を入れ替え、おげれつたなかさんの描き下ろしのフォトスポット4種も展示する。さらに、描き下ろし作品の展示を始め、「ヤリ部」の部室をイメージしたインスタレーションもあり、複製原画、オリジナルグッズも販売する。

おげれつたなかさんは2014年に「恋とはバカであることだ」でデビューし、明るいコメディ作品から切ないラブストーリーまでを描く。イラスト投稿サイト「Pixiv(ピクシブ)」で2012年から不定期連載され、2016年から幻冬舎コミックスから単行本版化された「ヤリチン☆ビッチ部」はアニメ化もされた。2022年7月までに5巻が刊行されている。また、マンガを原作としたドラマCDやOADといったメディアミックス作品もある。たなかマルメロ名義で一般作「俺たちマジ校デストロイ」を発表している。

開場時間は12時から19時(土・日曜日・祝日、最終日17時)で、入場料は予約で800円、当日が1000円。無休。時間指定有のチケット制で、定員制で1時間単位で入れ替えとなる。ライブポケットを通じて予約する。