丸善日本橋で小川香織、川嶋陽介、丁子紅子、山口暁子ら「物語」展

【銀座新聞ニュース=2022年8月17日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は8月17日から23日まで3階ギャラリーでグループ展「Group Show 物語にまつわるエトセトラ」を開く。

丸善・日本橋店で8月17日から23日まで開かれているグループ展「Group Show(グループショー)物語にまつわるエトセトラ」のフライヤー。

鉛筆画家、陶立体作家、油彩画家、日本画家ら11人の作家が「物語」をキーワードに制作した、本を開く時の期待感と少しの緊張、ひとつの物語から広がる世界、それぞれの切り口で表現された作品を展示している。

今回、出品するのは、鉛筆、色鉛筆の小川香織さん、陶立体作家で、彫刻家、文化学園大学准教授の加茂幸子さん、油彩画の川嶋陽介さん、日本画の寒河江智果(さがえ・ともか)さん、日本画の平良志季さん。

日本画の丁子紅子(ちょうじ・べにこ)さん、油彩画の藤井佳奈さん、油彩画の星野有紀さん、油彩画の松本実桜(みお)さん、日本画の山口暁子さん日本画の山科理絵さん。

小川香織さんは1981年埼玉県生まれ、2005年に東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業、2007年に同大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻(油画)を修了している。

加茂幸子さんは1972年東京都生まれ、1997年に埼玉大学大学院教育学研究科修士課程教科教育専攻美術教育専修を修了、1997年に第32回昭和会展に出品(1999年、2002年にも出品)、1998年から個展を開いている。

川嶋陽介さんは1978年埼玉県生まれ、2004年に東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業、2012年にリアリズム賞展でA氏賞を受賞している。

寒河江智果さんは1977年東京都生まれ、2001年に女子美術大学絵画科日本画専攻を卒業、在学中より日本画の岩絵の具で、キラキラと輝く女の子をメインに描いている。

平良志季さんは1990年東京都生まれ、2013年に東京藝術大学美術学部デザイン科を卒業、2015年に同大学大学院修士課程描画装飾研究室を修了している。

丁子紅子さんは1991年埼玉県生まれ、2013年に女子美術大学絵画学科日本画専攻を卒業、
2010年に第36回現代童画展で奨励賞(2011年第37回で入選、2012年第38回で現代童画会賞、会友推挙、2013年第39回で上野の森美術館賞、2014年第40回で第40回記念会友賞、会員推挙、2016年第42回で会員作家賞)、2010年に「日本の自然を描く展」で佳作、2013年に「第5回Next Art(ネクストアート)展」で入選、2014年に「第31回FUKUI(フクイ)サムホール美術展」で入選している。
現代童画会会員。

藤井佳奈さんは1993年熊本県生まれ、2016年に佐賀大学文化教育学部美術・工芸課程(西洋画専攻)を卒業、2018年に同大学大学院地域デザイン研究科を修了、2016年に白日会展に初出品、白日会賞・オンワードギャラリー賞を受賞。2019年に白日会展でアートもりもと賞受賞。現在、白日会準会員。

星野有紀さんは1988年栃木県日光市生まれ、2011年に筑波大学芸術専門学群美術専攻洋画コースを卒業、2010年に第64回二紀展で入選(以降2019年まで入選、2013年に奨励賞)、2013年に同大学大学院博士前期課程芸術専攻を修了、2015年に新生絵画賞展で優秀賞、三菱商事アート・ゲート・プログラム2015年度奨学生、2016年に同大学大学院博士後期課程芸術専攻単位取得退学している。

松本実桜さんは1991年佐賀県生まれ、2014年に佐賀大学文化教育学部美術・工芸課程を卒業、同年に白日会創立90周年記念展で白日賞、損保ジャパン美術財団賞、2016年に同大学大学院文化教育学部美術・工芸課程を修了、現在、白日会会員。

山口暁子さんは1974年東京都生まれ、1997年に東京藝術大学日本画科を卒業、サロン・ド・プランタン賞、1999年に同大学大学院修了、修了時に紫峰賞を受賞している。

山科理絵さんは1977年千葉県生まれ、2003年に武蔵野美術大学造形学部日本画学科を卒業、2003年に日仏現代作家美術展で入選、SDB賞、同年に創画展で入選、メルヘンイラストコンテストで入選、2006年に切手デザインコンクールで入選、同年にキャラクターデザインコンペで入選している。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は15時)。