大丸東京で轟友宏、落合陽一ら「大現代アート」、NEOーUKIYOEも

【銀座新聞ニュース=2022年8月17日】国内百貨店業界第2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営する大丸東京店(千代田区丸の内1-9-1、03-3212-8011)は9月5日まで11階催事場で「ART ART TOKYO」を開いている。

大丸東京店で8月31日から9月5日まで開かれる「DAIMARU大現代アート展ーポップ&ストリート」に出品される轟友宏さんの「宝舟(2100)」(キャンバスにアクリル絵の具)。

2022年2月に続いて、今年2回目の総点数1000点以上、総額10億円以上の現代アート展で、大丸東京店では、絵画の売り上げがコロナ前と比べて約3割増となっており、特に現代アートのシェアが伸びているという。

8月17日から23日まで「Daimaru大現代アート展ーデジタル&コンテンポラリー」と題して、コンテンポラリーアートを展示販売している。今展では、時代を切り開いてきた巨匠からオークションを賑わしているアーティストや世界的に高い評価を受けている日本人アーティストまで多彩な作品を紹介する。

さらに、国際ジャーナリストの落合信彦さんの子息で、筑波大学図書館情報メディア系准教授、メディアアーティストの落合陽一さんの作品を展示販売する。落合陽一さんは「境界領域における物化や変換、質量への憧憬をモチーフに作品を展開している」。

また、8月24日から30日まで「DAIMARU大現代アート展ーポップアートからストリートアートへの軌跡」を開く。1960年代に始まるポップアートから現在のストリートアートまで、その軌跡を辿りながら、世界のアートシーンで活躍し社会に影響を与えたアーティストたちの作品を出品する。

また、江戸時代の大衆芸術として隆盛を極めた浮世絵版画と現代アーティストがコラボした「NEOーUKIYOE」を紹介する。

8月31日から9月5日まで「DAIMARU大現代アート展ーポップ&ストリート」と題して、ポップな作品や現代ストリートアーティストまでが出品する。また、出品者の一部は来場する予定としている。

営業時間は10時から20時。