大丸松坂屋画廊で金城龍太「黄金の絵画」展、本人も来場

【銀座新聞ニュース=2022年9月14日】国内百貨店業界2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3572-8886)は9月15日から21日まで金城龍太さんによる個展「琉球楽園」を開く。

大丸松坂屋百貨店の「Artglorieux GALLERY OF TOKYO(アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー)」で9月15日から21日まで開かれる金城龍太さんの個展「琉球楽園」に出品される作品「光の木」。

「黄金の絵画」と称する金城(きんじょう)龍太さんは、先に詩を書いて、その言葉からイメージする作品を制作することで、クリスタル絵画や黄金絵画、光のアートなど、ひとつのスタイルにとらわれない自由な制作を可能にしているという。

今回は「龍」や「鳳凰」など神秘的な存在を始め、「海、山、木」など自然への畏敬の念を重ねたモチーフをキャンパス上に半立体的な手法で表現している「黄金シリーズ」などを展示する。

作品はすべて純金 (24k) でコーティングされており、「太陽の光を受け、黄金に輝く姿を描くことで、 生命の持つ神秘性と生きる力を表現」(金城龍太さん)したという。また、アクリル絵画では、深い青が特徴の幻想的な作品を制作しており、「作品を通して『人は全ての物事と繋がっており、お互いを必要としている』というメッセージ」を込めている。

金城龍太さんは1978年沖縄県生まれ、独学で絵を学び、2010年に沖縄県で初個展を開き、2015年には銀座で個展を開いている。

15日から21日の13時から17時まで金城龍太さんが在廊する。

開場時間は10時30分から20時30分(最終日は18時)まで。